日本旅行記もまだ途中なのですが
陪審員の義務(Jury duty)に行ってきた話です。
AIにイメージイラストを描いてって頼んだら
こんなイラストを描いてくれたwww
↓
さて、
アメブロにも
「陪審員召喚」の手紙が来たーー!
という記事を書いている人が
たまにいらっしゃいますが、
郡の裁判所は何のデータベースを使って
その手紙を送っているんでしょうね?
手紙には
「陪審員になれない理由がある人は、
理由を書いて返送せよ」
とあり、
例えば
外国籍だけどアメリカに住んでいる人は
「アメリカ国民ではないので陪審員になれません」
にチェックを入れて返送。
他にも出来ない理由として、
介護をしていて外出できないとか
乳幼児がいて目が離せないとか
すでに予定している旅行があるとか
わりとゆるい理由でもOK
(うちの郡だけか?)
州や郡によっては手紙の返送ではなくて
ネットで返答できたりするみたいです。
画像はウィキペディアから
↓
私は、アメリカの運転免許証の住所を
数年変更していなかったのですが、
「この2月~3月に日本に行くので
飛行機に乗る際の本人確認証として
やっぱりきちんと現住所にしておかないとなぁ・・・」と思い、
1月に地元の運転免許センターに行って
住所変更をしたのです。
そしたら、すぐに、陪審員召喚の手紙が来たwww
うちの郡は
【最近住所変更した奴】っていうデータベースを使って
送っているのか??
さて、
手紙を受け取ると
次は
指定日に郡の裁判所へ行きます。
私はアメリカ国籍を取得しているので
裁判所へ行ってきました。
当日は集められた人が
200人くらいいました。
1階の法廷内に入りきれない人たちは
2階の会議室の映像回線から参加。
さて、
ここですごい光景を発見。
何を発見したかと言うと・・・・
例えば、今、
スーパーに行ってまわりを見回すと、
お客さんのうちスペイン語話者が3~4割くらいいます。
特に若い男たち。
だいたい5~6人で群れて買い物をしています。
また、夫婦。
子供をたくさん(3人くらい)連れていて
赤ちゃんを1人抱っこしているパターンが多い。
全体では
白人5割
黒人1割
ヒスパニック4割
くらいのイメージです。
ちなみに
私がアメリカに来た2015年当時は
ヒスパニック1割程度の肌感覚だったのですが・・・
でも、
なんとこの法廷内では、
私の座った席から見える範囲だけですが、
白人99.9%
その他 0.1%
内訳:ヒスパニック1人、黒人1人、アジア人1人(私)、
アイランダー系1人、中東系1人、以上。
まあ、南部の田舎だから
白人が多いのは分かりますが、
ヒスパニックが誰もいない。
見渡す限りいない。
えー。やっぱりそういうことか。
「アメリカ国籍」というスクリーニングをかけると
ふだんは全体の4割くらい見えているヒスパニックの人たちが
まったくいなくなる。
もちろん
合法で永住しているヒスパニックのみなさんも
いるでしょうが
ふだんの見え方4割→ここでは1人って
激減すぎやしませんか?って話で。
ちょっと脱線しましたが
陪審員の説明が始まる前に
法廷内で座っている集められた人たちを見ながら
驚いたこと。
さて
時間になると
秘書官が説明を開始。
・お越しいただきありがとうございました。
・手元の紙にこれからの裁判日程が書かれています。
・裁判が開かれるかどうかは変更になりますので
前日にホットラインに電話して録音メッセージを確認してください。
・今日はこれから、郡知事、保安官からのあいさつ、裁判官からの説明、
大陪審の決定、をします。
・小陪審は裁判が開かれる当日に決定されます。
・終わったあとで個別の質問を受け付けます。
そして
郡知事が挨拶開始。。。。
私の心の声
「大陪審とは、小陪審とは何ぞや?
やばい、帰ってから調べないと・・・。」
続く。