英語には44の音があります。


英語を正しく発音し、読む為には、アルファベットの発音Letter soundsをマスターする必要があります。

 

まずは、アルファベットの名前

”Letter name”とアルファベットの音

”Letter sounds”の違いについて説明します。



“A”の名前(Letter Name)は”エイ”ですが

“A”の音(Letter sound)は”ア”です。

 


アルファベットのAからZまでの26の音を学ぶと、フォニックスのルールに従って読む単語(decodable words)が読めるようになります。

 

 

言葉では分かりづらいので、こちらのビデオを是非ご覧ください。

Letter soundsを正しい発音でAからZまで読んでいます。

 

 




Letter soundsを学ぶことにより、正しい発音が身につきます。

知っている音は聞き取る事ができるので、結果的に英語の聞き取りも上達します。


 

 

読めない単語 (Non decodable words)については、スペルの暗記が必要です。


アメリカの公立の学校では、年長さんの歳から日常でよく使う英単語(High frequency wordsまたはsight words)暗記が始まります。





 

日本において英語の単語のスペルの勉強法に一番多く使われているのが、丸暗記です。


習う全ての英単語に対して単語カードを使ったり、繰り返し書いたりして覚える丸暗記方法ではとても時間がかかり、何よりその学習方法に楽しさを見出すことは難しいように思います。

 

 

Letter soundsを学ぶことでDecodable words(アルファベットの音を発音するだけで読める単語)の暗記の必要がなくなり、英語を読むことのハードルが下がります。

英単語のスペルを丸暗記する総量が格段に減ることで、英語の苦手意識を減らし、英語を読む楽しみを見出せるといいですね。



アメリカでは年中、年長の時にLetter soundsを学び、年長を終了する頃にはこのように単語のスペルを暗記せずともLetter soundsを発音して本が読めるようになります。





Mom (ム、ア、ム, “マム”)

Dad (ドゥ、ア、ドゥ,  ”ダッド”)

had (ハァ、ア、ドゥ ”ハッド”)

ten (トゥ、エ、ン, “テン)

kids (ク、イ、ドゥ、ス, ”キッズ”)


という風に、単語を暗記していなくても、Letter soundsを読み上げるだけで何の単語か理解し、本を読むことが出来ています。


✳︎英語の発音はカタカナで正確には表せないのですが、説明するためにカタカナで表現しています。




上の本に出てくる単語の中で、”The”だけはLetter soundsを発音するだけでは読めないNon decodable wordsとして分類されます。


そのような単語の場合はスペルを丸暗記する必要があります。

動画では、年長の子が”The”の単語のみを暗記をしているだけで、Letter soundsを発音して本を読んでいます。





Letter nameも英語を学ぶ上でとっても大切ですが、Letter soundsは英単語、英文を読むため、正しい発音をするため、聞き取る力を伸ばすためにとっても重要です。

是非ビデオを真似してLetter soundsを知ることから意識していって欲しいと思います。


ミセスルアンゴ英語教室では、日常会話はもちろん、フォニックスも基礎から楽しく学んでいきます。