ソファに座り、食べ終わったアイスのカップをソファの前にあるテーブルに置きたいotto。
届かずにいるから何度か手を伸ばして引き取ろうとするが
何も言わずに何度も私の手を避けて
隣にいる息子に置いてもらおうとしていた。
存在を無視された気持ちになって悲しくなっていた所で
テーブルの上に置いたグラスを倒してしまい
中に入っていたビールをこぼしてしまった。
ottoはそれを見ても「大丈夫?」でもなけれな何もない。
(子供たちには「大丈夫?」って聞くのにね)
その後、ottoが買って来たおせんべいが美味しかったから
「これ美味しい♬どこで買ったの?」と聞くが
テレビを見たまま「わからない」と一言。
息子には散々楽しそうに、普通に話するのに
私の事は相変わらずクソみたいに扱うotto。
散々不愉快な気持ちになっていたのを、
ottoは疲れているのだから仕方がない。
ottoも何かイヤな気持ちになっているのだろうと思い、
一生懸命気持ちを切り替えた。
そしてottoに飲み物を持って行きながら
「何か嫌な事があったの?」と聞くと
「あった」とotto。
「何が嫌になってるの?」と聞くと
「(娘の学校の事)色々思うように進められていないから」とottoが言った。
だから「どうしたら良い?」と聞くと
「しょうがないじゃん、やるしかないから」とotto。
それ以上、何も言えなくなってしまったから
「顔が怖かったからさ」と言うと
「怖いって言わないでよ!」
「大丈夫って聞いてって言ってるじゃん!」とottoはキレ始めた。
それ以上また何も言えなくなり
「ごめんね」とだけ言ってその場から立ち去った。
以前「どうしたの?怖い顔してるよ」って言ってくれって言ってなかったっけ?
そう言われたら
「あ、ごめんね!」って言うの普通じゃないの?
優しさじゃないの?
やっぱり、やっぱり、やっぱり
「なんでも言ってくれ」と言うottoの言葉が信じちゃいけなかった。
それまで以上に不愉快になり
悲しくて仕方がなくなってしまったけど
それでもそんなottoを一生懸命受入れようと思い
ottoがきっとうイヤになっているであろう原因を考え
それに寄り添う気持ちでottoにラインで一言、ごめんね、と入れた。