とろろの湯

地鶏と猪の炭火焼

テラス席

５月12日小雨の中北九州を出発し最初に目指したのは、中津市耶馬渓町山移のとろろ谷にある温泉館と食事処からなる「とろろ乃湯」。風呂は石風呂と檜風呂の大浴場、露天岩風呂、水風呂の五右衛門風呂があり、食事処は回廊でつながる地鶏料理「とろろ庵」がある。

私は地鶏定食と家内は猪肉定食を注文した。

炭火で焼きながら食べる地鶏は確かな歯ごたえがあり美味。

猪肉は鮮度が良くて臭みがなくこれまた美味だった。

食事の後は渓流から聞こえる河鹿の鳴き声と山からは鶯の鳴き声に癒され、露天風呂に顎まで浸かっていた。

雨に烟る西椎屋の滝

西椎屋の滝は山全体が霧に覆われ、ぼんやりとしか姿を見せてくれなかった。

岳切渓谷

川底が一枚岩の岳切（たっきり）渓谷。

夏は賑うスポットだ。

夕食のしゃぶしゃぶ

ホテルの館内の「しゃぶしゃぶ温野菜」で夕食。

安心院葡萄酒工房

５月１３日

安心院葡萄酒工房を訪ねた。

広い敷地は自然木を生かした庭園づくりで、見事に手入れの行き届いた散策路が印象的だった。

敷地の高台からは由布岳が雲に頭を隠していた。

福貴野の滝

「宇佐三瀑」のひとつ福貴野の滝は落差65ｍ。

西椎屋の滝、東椎屋の滝より低いものの、男滝と女滝からなる水量は豊富で見応えの点では少しも引けを取らない。

またその秀麗な姿は他の二つよりも格上であろう。

滝つぼを目指す

滝の裏側から

展望台から眺めた後は滝つぼまで向かった。

県道から車一台がギリギリの道を通り、行き詰めた所にトイレと休憩舎が設置された広い駐車場があった。

そこから薄暗い森の中を通り滝つぼへ向かうが、足下が悪い上に滑り易く、途中から踏み跡をたどる心細い道になった。

山慣れた私は大丈夫だが、家内は尻もちをつきながらの悪戦苦闘だった。

最後は家内を滝つぼの対岸に残し、私一人で滝の裏側まで行って写真を撮った。

アオクビアヒル

ヤマメの甘露煮ととろろ飯

七福温泉宇土の庄

玖珠町の山間にある七福温泉に向かった。

露天風呂の黒っぽい色の温泉は少々ぬるめで、手足には小さな気泡が沢山まとわりついていた。

撫でるとぬるぬるした感触で私の好きな温泉だった。

内湯は多少加温していたので、こちらは丁度良い湯加減だった。

露天風呂から眺める奇岩の山はここの売りのようで、秋には紅葉と岩峰の景が眺められるだろう。

マチュピチュの景

国道387号から望む西椎屋地区は、地元の人が秋葉様（火伏せの神）と呼ぶ円錐形の山を背景にした棚田と集落の景観が南米ペルーのマチュピチュに似ていることから「宇佐のマチュピチュ」と呼ばれ、全国紙やヤフーニュースで紹介されたことから、注目度が大幅にアップしています。
また、2016年3月には「宇佐のマチュピチュ展望所」も完成し、多くのお客様が訪れています。

「宇佐市公式観光サイト」より

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