という、言葉がベトナム駐在員の間にあります。

どんなに仕事が出来て、やる気がある人もここに来るとこのマジックにやられるとのこと。

主な症状は、

”なんとなく体も精神も気だるくなる”

”色々どうでもよくなる”

”暴飲暴食ぎみになる”

”記憶力が著しく低下する”等など


恐ろしいマジックです。確かに、こちらのでの生活は通常の途上国生活と同じようで

また違う特殊性があるような気がします。特に当地ハノイは毎日曇っていて、天気が

陰鬱としていて、かつ尋常でないバイクで街中が占拠されており、100m道をあるくだけ

でも結構気合がいる、道路を横断するとなるとかなりの高確率で引かれます。

それ以上に、仕事をするとなるとこの国のなんとも言えないアンニュイ感があります。

なんというか、暖簾に腕押し的な、、、さすがアメリカに勝った国だとか、、、

ってつい抽象的かつ、情緒的なコメントになってしまっているあたり、自分もベトナムマジック

の初期感染者でしょうか。


長期とはいえ、出張の立場ゆえ”出張の成果をださなばならない”、

”日本とは違う環境での非日常性”といった点で耐えれるけど、生活するとなると

また別なのだなーと思った次第。とはいえ、もっと過酷な場所は当然あるだろうけどね。

さて、明日は4時おきでゴルフだから寝るか。

今回ハノイに来て改めてこの国の成長の勢いを感じました。

リーマン以降停滞していた大型建設プロジェクトなんかもバシバシ再開して、

活気を取り戻しつつあるベトナム。


しかし、やはり気がかりなのは日本企業(+文化、政治)のプレゼンス

の低さ。当地では、日本人駐在員の10倍の人口を抱える韓国が圧倒的

に目立っています。大型、建設プロジェクトはほとんどが韓国企業による

開発もの。町を走る自動車もトヨタと現代が同等くらい。

ハノイで流行の映画、ドラマ、音楽も韓国づくし。そんでもって、今まで

日本食の店が韓国人向けの店になったりと。すんごい勢いです。


同じ東アジアの隣国として嬉しい限りですが、日本勢の勢いのなさは

気になるところー 日本では、他国との競争を意識して仕事をする機会が

少ないですが、今後成長していく新興国マーケットを日本が取りこぼしている

のが気がかり。。。


話がまったく変わるけど、今日ホテルの近くにおいしい”おばんざい”の

お店を発見!日本の味が恋しい今日この頃だけに泣けるほどおいしかった~


さて、寝ます。明日もハードな一日だー