「色素アレルギー」って聞いたことありますか?「色素沈着」ならよく聞くし、私もシミやそばかすで苦労してますが・・・
「色素アレルギー」は今日初めて聞いたので、忘れないうちに書いておきたいと思います。特にお子さんがいるお宅は、気をつけた方がいいかもです!
アレルギーって出方が人によって千差万別ですね。以前も書きましたが、私は30代で花粉症からの「果物アレルギー」、夫は40代で「温熱アレルギー」を発症しました。
先日も貼りましたが、まだお読みでない方はこちらを
今日、いつものアクアビクスに行ったのですよ。終わってから、お風呂に入ってサッパリ、スッキリしたところで、洗面室で先生とバッタリ。
先生:お疲れさまでしたー。今日、ご主人は?
私 :ありがとうございました! あー、夫は先週から脱落です(笑)。温熱アレルギーがあってお風呂に入れないのもあって、プールより外を歩く方がいいみたいで。
先生:え?温熱アレルギーなんですか?
私 :はい、40才過ぎて突然。私も30代からリンゴやキウイがダメで。
先生:うちの娘も、先日突然、アナフィラキシーショックで病院に行ったんですよ。
私 :え!?アナフィラキシーショック?それは大変!原因は食べ物ですか?
先生:それが「紅ショウガ」で。
私 :えー?紅ショウガ?それは初めて聞きました!
先生:その後も、イチゴの入ったジュースやお菓子で出たので、イチゴもダメなのかと思って血液検査をしたら「赤い色素」が原因物質だったんです。
という話になって、本当に驚きました
しかも、色素だから見た目の色じゃないんですよ。お嬢さんは19歳とのことですが、先日もサンリオピューロランドに行って「ピンク色のカレー」を食べたら具合が悪くなったそうです。(これかな?)⤵
画像はサンリオより
以来「エピペン」を持ち歩いているとか。
私も、教員やってる時に一時、持ち歩いてましたよ、エピペン。高校には、それこそいろいろな各種アレルギーを持った生徒がいるので、毎年専門家に来ていただいて、アレルギーやエピペンの使い方など、講習会を開いていました。
私も果物アレルギーがあったので「今までは食べると舌や喉がピリピリする程度でしたが、こういう症状はだんだんひどくなるんですか?それともある日突然アナフィラキシーショックが出ることがありますか?」とその専門家にお伺いしたところ、
「ある日突然、アナフィラキシーショックになることはあります」
と言われて怖くなり、その後は持ち歩くようになりました。症状が出てすぐ、太ももに当てて押すだけでOKです。
でもこれ、自分に意識があればいいけど、突然意識を失ったら自分では使えません。カバンにエピペンがあることを誰も知らなくて、しかも意識を失った原因がわからなかったら、いざという時アナフィラキシーショックだってわからないかも・・・。
本人以外では、家族とか、学校なら保健の先生とかじゃないと、とてもじゃないけど使えないと思いました。
それに、有効期間はたったの1年。医者に行って処方してもらって、高いお金を出しても私は果物限定。食べなきゃいいので、2年でやめました。
でも、原因物質が多い方や、こういった「色素」だったりしたら、外での食事で避けられないこともあるので、エピペンを持ち歩き、一緒にいる人に伝えておいた方がいいと思います。
今、花粉症患者は日本人の2人に1人と聞きます。年々増えていっているようです。花粉もつらいけど、その免疫暴走がどこに飛び火するかわかりません。
私たちも、ある日突然、症状が出ました。体にずっと蓄積されていったものが、容量一杯になると出てくるようなので、好きで長年食べていたものがある日、体の敵とみなされ食べられなくなる悲しさと、息ができなくなる恐怖・・・。
今は、食べ物の中に保存料や着色料、色素がたくさん使われています。お子さんが大好きなお菓子などにも入っていることでしょう。もちろん安全基準に則った物質と量だとは思いますが、買う時は表示ラベルをよく見たほうがよさそうですね。
こちらの記事が詳しくてわかりやすかったです。赤紫の色素でアレルギーを発症しやすい物質は「コチニール」というものかもしれません。しかも、原料が「虫」!
この色素、ジャム、ゼリー、ハム、ウインナー、かき氷のシロップなどにも使われていて、また口紅やアイシャドウなどの化粧品にも入っているそうで、大人も油断ならないですね!
でも、これだけ使われていたら避けるのは難しそう・・・。私はできるだけ「生協」の自然なものを買うようにしていますが、これからは孫に買うお菓子なども、表示に気をつけようと思います。