前回は初級者向きの多読用図書をご紹介しました。
中級者向けには、ペンギンリーダーズあたりがいいと思うのですが、今ネットで検索してもなかなか手に入りにくいようです。
こちらは中古で出ていました。なんと10円~
Amazonではkindle版が結構買えるようなので、電子書籍でもいいという方は、そちらで読んでみてください。(私はスクロールが速いと目まいがするので速読用だとムリですが…)
kindle版では0円のものも…
ペンギン・リーダーズのレベルについてはこちらに詳しい表がありました。
『まずはペンギン・リーダーズから』(KAZUNさんのブログより)
学校でよく使われるのが、Pearson Graded Readers です。
こちらも、レベル別に表ができていてわかりやすい。
『Pearson Graded Readers』(ピアソン・ジャパンHP)
それと、大学生・社会人で上級レベルになれば読めるのが "Harry Potter" シリーズです。日本語版は読んだ人が多いと思うので、内容をよく覚えていれば読めるかもしれませんが、意外と英語は難しいです。
同じファンタジーでも、もう少し易しい英語でドキドキしながら楽しめるのが "Daren Shan"。12巻ありますが、冒険もので先が知りたいので結構イッキに読めます。
↑ これは自前の『ダレン・シャン』
あとは、有名な古典とか映画になった話など、内容を知っていると速く読めるので多読に向いています。
たとえば、私が読んだ中ではこちらの3冊はおススメです。
右: "Twelve Angry Men"
ヘンリー・フォンダ主演の映画で有名な 『十二人の怒れる男』
中: "Little Women" こちらも3回くらい映画化されている名作 『若草物語』
左: "The Freedom Writers" これも映画化された 『フリーダム・ライターズ』
↑ 1994年版、ウィノナ・ライダー (Winona Ryder) 主演の映画です。
『フリーダム・ライターズ』は、同じライダーでも別のライダーである 『フリーダム・ライダーズ』(Freedom Riders)のもじりですが、書籍に基づいた2007年のアメリカ映画です。
『ミリオンダラー・ベイビー』のヒラリー・スワンクが製作総指揮、主演を務めています。
LAの荒れた公立高校に配属された新任の英語(国語)教師が、本も買えない貧しい子供たちのために自腹で本を買って読書をさせ、ジャーナル(日誌)を書かせて彼らを劇的に変えたという実話です。
映画を観に行って感動したので、すぐに本を購入して読みました。
本の方はタイトルに "Diary" とあるように、日記の形になっています。厚めですが、それぞれのエピソードが短いので、楽に読めます。読み進めると、生徒たちにだんだん変化が見えてきて、感動する1冊です。
もうだいぶ前に読んだので、最近また引っ張り出してきて読み直しています。荒れたストリートで生きている若者たちの生の英語に触れられて、面白いですよ
Amazon.comで残り2点となっています ↓
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