Living Dead

Living Dead

A pill to make you numb.

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お久しぶりに更新してみます。



いやはや、最近暑くなってきてとても夏を感じます。

皆さんにとって夏とはどんな季節でしょう?

私は季節の中で一番夏が好きですが、夏ってなんだかグロテスクじゃありません?


道路は陽炎が立って足元がグニャグニャした気分だし

蝉や子供らの笑い声は断末魔の叫びみたいだし

それに反してどこまでも嘘みたいに青い空と白い大きな雲が広がってて

すべてを見渡した時、目が回って内臓が全部沸騰しそうな気分になります。


陽気過ぎて吐いちゃいそうになりますね。でも好きです。



夏は全部好きです。食べ物も好きなものばかりだし。

TV番組も、夏休みのジブリ祭りとか、ホラー特集が多くなったりとか。

あと、あっつい外からクーラーガンガンの室内に入るときのあの感覚が大好きです。

お洋服も冬物より夏物のほうが好きですね、コーディネートしやすいというか。

ていうかもう「夏休み」って「夏」って単語が好きです。


夏は涼しい部屋でパソコンいじってるのが好きです。ついでに絵を描いたり。

そして窓から超天気いいの見て「何しとんや私は...」と悲しい気持ちになりますね。


夏は昼間に活動するのも好きですけど、夜も好きです。

なんだか、こんな爽やかな気持ちの夜があっていいのかって感じです。

冬はとにかくさっさと寝て次の日も毎日同じこと繰り返すって感覚になるんですけど、

夏は毎日充実しててやりたいことが山ほどあるって感じです。

夏が終われば次の夏までジッと待ってるって心持ですね、私の一年ってそんな感じです。


どんだけ好きやねんって思うかもしれないですけど、ほんと好きです。

もうほぼ一年中常夏な地域に移住したいくらいです。沖縄に住みたい...。



とにかく、今年の夏もいっぱい遊んでいっぱい食べていっぱい書いて(描いて)充実したいですね!

「遊んで」の部分は私のブログを覗いてるそこのリア友のあなた、あなたのことですよ。


はい、すみません(笑)




おわる!




  


撮り溜めてた写真の載せ場がなかったので、ここへ(^-^)


全部食べ物!


食は大好きです~~またどっか美味しいとこ行きたい...


美味しいお店見つけれた時ほど、幸せなもんはねぇな!!!




サンマルクカフェ   


ロックアップ


リーガロイヤルホテル


梅田のハンバーガーショップ(お店の名前忘れた...)


サンマルクカフェ



甘いものが好き~


   

ブログ書くの久々だー!


少し前になるけど、またしてもレンタルした映画の感想を書きたいと思います!

ネタバレ多いので、まだ観てない方は注意です!




今回の映画は

『チョコレートドーナツ』

監督:トラヴィス・ファイン


僕たちは忘れない。

ぽっかりと空いた心の穴が、愛で満たされた日々。



1979年のカリフォルニア。歌手を夢見ながら、ショーパブでダンサーとして日銭を稼いで暮らすルディは、検事局のポールと一目ぼれしてカップルとなる。


ある日、ルディのアパートの隣の部屋に住むダウン症の少年マルコが、母親が薬物所持で逮捕されたため、強制的に施設に送られる。

施設を抜け出したマルコを発見したルディとポールは、マルコを引き取って育てることにする。同性愛の恋人同士であることを伏せ、法的手続きによりマルコの監護者となった二人は、本当の両親のようにマルコに愛情を注ぎ、三人で幸せな日々を送る。

しかし1年が経ったある日、ルディとポールが恋人同士であることが周囲に露見したことから、二人はマルコの監護者と認められず、マルコは再び施設に送られてしまう。


マルコを取り戻すため、二人は裁判に臨む決心をする。



(Wikipediaより引用)






(映画レビューサイトCOCOより引用)





前回に続き、今回もいろいろと考えさせられる映画でした...。

でも感想より先に涙ボロボロで...、映画とかには結構涙腺緩いです。


ゲオで選んでた時は「ゲイが出てくる映画」ってイメージで借りてしまったんですけど、完全になめてました(・_・;)


私は所謂「腐女子」なので、最初の方はルディ役のアラン・カミングを見て「可愛いなー」「美しい!」と歓喜して、ギャレット・ディラハントが役するポールとカップルになってからは幸せ全開な二人をニヤニヤしながら観てました...w

アイザック・レイヴァが役するマルコとの三人の暮らしが始まってからは本当に微笑ましくて、ほんわかした気持ちに浸っていました。


しかし後半は一気に暗く重い話になります。

ルディとポールは二人の関係を周囲に伏せて生活していましたが、ある日、ポールの上司に二人のことが知られてしまい、その上司の通報でマルコは施設へ連れて行かれてしまいます。

二人がゲイカップルであるということで、法律と偏見が三人を引き離し、マルコは施設でルディとポールが迎えに来てくれる日を待ちます。


裁判をかさねて、二人は必死にマルコを取り戻そうとしますが、裁判所が取ったのは薬物所持で逮捕されていたマルコの母親を釈放するという手段でした。

母親が釈放されてしまえば、二人がマルコの保護者でいる権限はなくなります。


ついにマルコがルディとポールのもとへ帰ることはなく、

マルコは母親が目を放した隙に家を出て、二人と過ごした家を探し求め、夜の街を彷徨います。


数日後、裁判に関わった人たちにポールから一通の手紙が送られてきます。

手紙には新聞に載っていた小さな記事が同封されていました。

「薬物中毒の母親が目を放した隙に外に出たダウン症の子供が、家を探して三日間彷徨った挙句、橋の下で遺体となり発見された。」

淡々と綴られた文章と、バックにルディの歌声が流れるシーンでした。



映画はここで終わります。



マルコはハッピーエンドが大好きな子供で、観ていた私も、こんなショッキングな終わり方だとは思っていませんでした。



チョコレートドーナツ

甘くて美味しいものだけど、

此の世はそんな、チョコレートドーナツのようにはいかないんだな、と思いました。



私がこの映画で是非オススメしたいシーンは、三人の幸せな日々、マルコを巡る裁判、そして最後のシーンです。


三人の幸せな日々を知っているからこそ、後半であんなに号泣したんだと思います。



ポールが裁判中に言った言葉が印象的で、この映画の世界観そのものだったように思えます。



「これはマルコがどこにいるのが幸せであるかを考えるための裁判ではないのですか。
僕は法の隙間からこぼれ落ちる子供を救いたいのです。

彼が施設へ行っても里親は一生見つからないでしょう。

なぜなら知的障害があり背が低く太った男児を養子に欲しいと思う人間は一人もいないからです。

しかし僕たちは違う、愛情をもって立派な大人に育ててみせます。
どうか、彼に機会を与えてください。」



私はここですでに大号泣していました(^_^;)



確かに、マルコの幸せを考えるための裁判なのに、話の論点は二人がゲイであることばかり。

「あなたたちの関係は?」

「二人はマルコの前でキスをした?」

「マルコに女装姿を見せたことは?」



幸せとは何か、愛とは何か。

ゲイであることがそんなにいけないことなのか、子供にとっての幸せな家庭とは何か。

普段触れている同性愛(BL)とは、レベルが違い過ぎる...と驚きもありました。

漫画やアニメは綺麗に描いてくれるけど、現実は甘くない。


愛し愛され、幸せだと、互いに感じ合って、寄り添い支え合って生きていた三人。

短い時間でも、そこには確かに「家族の絆」があるように思えました。


それを引き裂いてしまう法や、偏見や、この社会は憎むべきなのか?


いいえ、憎むとは、少し違う気もします。


この映画は誰が悪いとか、そういうんじゃないとは思うんです。

でも、もう少し息のしやすい社会でもよかったんじゃないか?

もう少し、少数派に優しい法でもよかったんじゃないか?

もう少し、心を広く持てれば...、そう思えました。


少しのすれ違いのかみ合わせ、人間特有の心は、人間だからこそ理解しあえない。

本当の幸せの意味も、わからない。

なんだか、観終わって寂しくなっちゃいました。



それでも、たった一つの救いと言えば

マルコはその短く儚い人生の中で、最大の幸せを見つけれたことだと思います。

ルディとポールと三人で過ごした日々。

その事実だけは、この世界に永遠に残るのです。

ポールが手紙に同封した記事と一緒で、世界から見ると小さな小さな出来事かもしれません。

しかし、その小さな出来事は、とある少年と、二人の男性の、大きな大きな幸福なのです。




That’s right,
I see my light come shinin’
From the west down to the east
Any day now, any day now
I shall be released
(そう
私の光が輝きながらやってくるのが見える
西から東へと
もうすぐ、もうすぐ
私は解き放たれる)


Yes, I see my light come shining
From the west down to the east
And I swear, I swear, I swear my love,
we shall be released
(そう、 私の光が輝きながらやってくるのが見えるの
西から東へと
そして誓うわ、誓うわ
愛しい人よ
私たちは絶対に解き放たれると)



「I Shall Be Released」


ルディの歌声と、甘い甘いチョコレートドーナツを添えて。






 


レンタルしたビデオの最初に20分くらいついてる予告で一目惚れして借りようと思ってたとある映画を先日借りて来たのですが...




『おやすみなさいを言いたくて』

監督:エーリク・ポッペ

主演:ジュリエット・ビノシュ


愛する家族か、使命ある仕事か、彼女が選ぶのは―――



報道写真家レベッカ(ジュリエット・ビノシュ)は、写真家であると同時に夫マーカスの妻であり、2人の娘の母である。

常に死と隣り合わせになりながらもアフガニスタン、コンゴなど紛争地帯へ赴き、報道写真家として仕事を邁進してきたレベッカ。


しかしある時、家族の待つアイルランドへ帰ると、夫マーカスから思いもよらないことを告げられる。

「もう無理だ。」と。ひと時も気の休まない生活に疲れた夫、母の死に怯えて暮らす娘たち。


家族の幸せのために、「もう戦地には戻らない」とマーカスと約束するレベッカ。家族への「愛」と引き換えにしていい「使命」などないと知りながらも、必要とされる紛争地帯へと心は向かっていく。


壊れゆく家族と必死に向き合おうとするうち、大切なことに気づいていくレベッカ。

使命ある仕事か、愛する家族か、悩み続けた末にレベッカが選んだのは...。









(映画の公式ページより引用)






感想はー?と聞かれると結構難しいのです。私には複雑な話に思えました。

一言では言い表せないのですが、この映画の様に、決められた答えなんてないのかもしれません。


観ていて度々泣いてしまいそうになりましたが、なんだか泣いてはいけないような、決して涙を流すことで見逃してはいけないような...。

この映画自体はフィクションですが、映画の中で起こっていることは事実なのです。

そこにはフィクションなんてなくて、本当に今、この瞬間にも世界の何処かで起きていることなのです。


私も写真を撮ることはとても好きです。

でも私の撮る写真は彼女と違って、日常の風景であったり、友人であったり、動物であったりします。

あるときはカラフルで可愛らしいお菓子だったり、あるときは何で撮ったのか分からない柱の角だったりします。

そこには確かに事実がありますが、メッセージ性はあまりないです。


対して彼女の写真は、まさにこの映画のタイトルと同じように、「おやすみなさい」と我が子に優しく囁くはずだった母親が、もうこの世のものではない姿をしている写真だったりするのです。


とらえ方は人それぞれですし、私の想い感じたことも、その一部です。


世界の何処かで、何かを伝えてほしいと叫んでる人がいて

その叫び声に応える人がいます。

彼女はそのうちの一人でした。


私は絵も描きます。写真と違って、メッセージをのせます。

それは小さな恋文だったり、誰かへの感謝状だったり、謝罪の言葉でもあります。なんでもない落書きもありますけどね。

でもこの映画を観たとき、「私は今までどれだけの想いを、きちんと届けられただろう?」と考えました。

私がどんなに大きなキャンバスに絵を描いたとしても、彼女の写真に勝るメッセージは届けられないでしょう。どんなに独創的で奇抜な絵を描いても、どんなに手が絵具で汚れて、服にテレピンの匂いがしみ込んだとしても、彼女が戦地へ赴き、見て、感じたことには到底程遠いのでしょう。


でも私にもいつかきっと来るんだと思います。選択のときが。

彼女が選んだ時の様に、どんな形であれ。

そしてその時、私は何を求め、何を選ぶのか。

誰と出逢い、誰と別れ、誰と生きるのか。何とともに歩むのか。


この映画を最後まで見終わったとき、「あ、終わっちゃった。」と思いました。

結末に納得しない人もいるんじゃないかな、と思うかんじでした。

私も少しもやっとしましたが、あれでよかったと思います。

急いで簡潔に答えを出せるような映画じゃないと思うからです。

その先は?それで彼女は結局どうしたの?いろいろ気になりますが、別にいいんです。

「それから先」は自分でいろいろ考えてみたいから。

なんだか旅に出たくなるような映画でした。途方もなく長い旅に。

でもその旅を誰かに何処かで待っていてほしいような、そんな気持ちです。


ゆっくりと時間が流れていくようで、確実に過ぎ去っていく。残酷なようで、優しくて温かい。

いつの間にか時間が経っている、そんな映画です。


とってもオススメな映画なので、是非機会があれば観てほしい一本です。

(できれば一人でね。)






今日も世界は廻ってる。


世界の何処かで、今日も誰かが


出逢い、分かち合い、信じ合い、愛して、おやすみなさいのキスをする。


別れも、悲しみも、怒りもあって


迷い、戸惑い、苦しみ、叫ぶ。


誰かと、誰か。


私と誰か。


ただひとこと



おやすみなさいを言いたくて。









お友達とデートでした。


楽しかったです。



誕生日プレゼント喜んでもらえてよかった!