Guilty ー真実を見抜くー -2ページ目

Guilty ー真実を見抜くー

あなたの見た世界は蓋ではないでしょうか?
知らぬというほど怖いものはない。

さぁ、蓋を開ける覚悟はできた?

ー出会いは突然にー
カップルにとっては待ち遠しい日がやってきた。
街はいつも以上に煌めいて、楽しげな音楽が響いている。リズムに乗ったり、口ずさんだり、町ゆく人は皆、幸せそうだ。
そんななかにいつもと変わらない少数派の人間もいる。その少数派である幼馴染みの浩子と私は赤と緑のミラクルに寂しさを感じていた。

「美子~(´・д・`)💦
クリスマスどうするのぉ?
泊まりにきて~!」

「あっ、忘れてた~(笑)
いいよ❤一緒に過ごそッ🎵」

計画はこうだ。
まずは、クリスマスイブにカラオケへ行ってストレス発散をする。
そのあと、店の隣にあるボーリングをして、プリクラを撮る。
その帰りにコンビニに寄って、浩子の家で朝までおやつパーティーする。
なんとも楽しそうだと私たちは意気投合する。クリマスが待ち遠しかった。

自転車で隣町の浩子の家に向かう。自転車で一時間の移動だ。デートかのようにお洒落をしたのに、汗だくだった。
そのままカラオケに向かうはずだが、いつものように浩子は準備ができていなかった。家の前で20分待たされたとき、近所に住む浩子の憧れの先輩が通りかかり、私はチャンスだと話しかける。
好きな音楽の話が合い、話が弾む。こうちゃんと呼んでと親しげだった。更に電話番号を聞かれて、盛り上がってはいけないと全て浩子の話だと私は嘘をついた。
「浩子がCDを借りたいと言ってました。今、貸してください。」
更に浩子にクリスマスプレゼントをしたくて、思いつきで話す。
「いいよ。持ってくるから待っててなー。」と言って、自宅からCDを持ってくる。
「ありがとうございます‼浩子、きっと喜びます。確実に返すときに必要なので電話番号を紙に書いてくれたら、渡しときます!」
そう言うと、彼からCDと電話番号を手渡された。

一時間は経った時に浩子がやっと出てきた。
「こんにちわ!え?え?」
不安そうにしていた浩子に私は駆け寄って、事情を話す。恥ずかしそうにする浩子に更なる追い風をふかせる。
「こうちゃん!せっかくなので、浩子の番号教えときます。その方が安心ですよね?」
と言ってその場を離れました。あとは二人と距離をとり、見守っていました。

私ってこうゆうの得意なのです。
誰かと誰かが仲良くなるのってすごく嬉しいのです。

戻ってきた浩子はというと、それはもう天にのぼるかと思うくらいにご機嫌だ。自分の魅力があるからうまくいったと思っていたので、すごくテンションが高い。
そんな幸せそうな浩子を見てるのは私にとっても幸せでした。
カラオケでは浜崎あゆみの歌を連続で浩子が唄っていた。かなりの絶好調だ。一方の私のほうはクタクタだった。

計画を疲れきった私は寒さと眠気に耐えれず、浩子の家に早く行きたかった。それなのにコンビニの前で、大好物のアイスを真冬の外で食べていた変わり者です。
だが、これが神様からのプレゼントだったのかも知れない。