6月19日、手越祐也、ジャニーズ事務所脱退という、世間を震撼させる”NEWS”が起きる。そしてひと息つく間もなく、テイっという自己紹介とともに光の速さで自身のTwitterを開設する手越。
その突然の脱退劇と、ショックを受けるファンとは裏腹にも見える手越の良くも悪くも明るすぎる態度が大注目を集め、今や、Twitterのフォロワーは120万を超える。記者会見も異例の再生回数となっている。
記者会見については、堂々とした手越の態度に称賛の報道も多数ある一方で、
「結局、何が言いたいのか、今後何がやりたいかもわからない」
「それほどNEWSのメンバーが大好きだったのに、しかもツアーの途中でありながらなぜこんなタイミングで辞めたのか」
「弁護士がついている時点で円満退社なはず無い」
「メンバーともまだ話していない、それで本当に双方が納得したわけない」
など様々な批判の声もあがる会見となった。
私は、10年以上前からNEWSを見てきて、手越のファンでもあったので、彼がどんな性格だとか、そしてどんなに魅力的な人だとかはわかっているつもりでいる。
あの圧倒的ビジュアルと歌唱力は、ジャニーズにとても貴重だったと思う。
記者会見ではソロコンサートもやりたい、と言っていたの、彼の歌声がまた聴けるのは嬉しいと思った。
しかし何処か、上記に述べたように腑に落ちない部分や理解できない部分があった。
実際、自粛中にルールを破っていたのは事実なのに、それを正当化しているとも感じた。自分なりの解釈で自分の行いの非を認めない、彼の持ち前の手越節が飛び交っていたように思う。
そしてそんな私の不信感を確信させたのが増田貴久のファン宛のブログ、RINGである。
彼はそこで、
「これからは、ありがとうとごめんねが言える人になってください」
そう述べた。
これはある意味ショッキングだった。
増田貴久はNEWSの中でも手越が特に多くの時間を過ごしてきた、唯一無二の、戦友であり、仲間であると思う。
一緒にテゴマスとして活動したり、毎週ラジオもやっていたわけで、彼は誰よりも手越のことをわかっている。
そんな増田から述べられたその一文には、
手越の知られざる「一面」が照らし出されていた。
彼のヤンチャキャラはファンの中でも浸透していたし、週刊誌一つではもはや動じなかった。
しかし、テゴマスのラジオを頻繁に聞いていただからわかる手越の悪い一面としては
「人の意見を聞かない」
「とにかく我が強い、自分を信じて疑わない」
そんな自己チューなものである。
NEWSのメンバーはわかっていたであろう。
しかし、どこか憎めないところもあり、特にメンバーの小山慶一郎などは甘やかしていた印象がある。
何より4人になってきてからNEWSを引っ張ってきたのは他でもない、手越だ。歌唱力や人気、あらゆる面でNEWSを守ってきた。
しかし、再三のスキャンダルも事務所の力で揉み消され、手越は、自分は何をしても許される、自分のやっていることは正しい、と勘違いしてしまっていたように思う。
記者会見で非常に気になったのは
多大な迷惑をかけたNEWSのメンバー、そしてずっと手越の復帰を信じて応援してきてくれたたくさんのファン
に対するお詫びがほとんどなかったことだ。
そこに関しては正直、頭を下げて、「本当にごめんなさい。たくさん悲しませて、結局こんなことになってしまって、本当にごめんなさい」
その一言が聞きたかった。
嘘でもいいから聞きたかった。というかそれが、大人としての常識なんじゃないか、と思っていた。
しかし彼の会見ではそういった言葉はほとんど聞けず、せいぜい、「ごめんって思ってますし・・・」くらいだった。そもそも迷惑かけたという、意識がないのかもしれない。今まで自分が何をやっても許されてきたから、自分には迷惑をかけてきているという意識がないのだろう。
とてつもなくお世話になってきたメンバーとファンをいとも簡単に切り捨てられる手越の無情さと、「自分さえ良ければ良い」メンタルには、さすがに驚いた。
今後手越は一人でどのような活動をしていくのだろうか。
みんなの知る手越は底抜けに明るくて、チャラくて、スーパーポジティブ。
しかし彼には少なからず闇があると感じる。
シングルマザーの家庭で育った手越は、他の子供が味わないような苦労もいっぱい経験してきただろう。
多感な時期をいろんな悲しみや辛さを抱えながら乗り越えてきたと思う。
そしてNEWSとしてデビューしてからも、あまりに入所からデビューまでが早すぎてメンバーと馴染むのも大変だったろうし、批判するファンもいっぱいいただろうしで一般人では知り得ない辛さがあったはずだ。
そんな中で自らの弛まぬ努力で「歌」という最大の武器を手に入れた。
だから、本当の手越は、ストイックで真面目で、努力家だけど
どこか内に辛さや寂しさを秘めた人間なんじゃないかと思う。
それを隠すために、今私たちが見ている「手越」というキャラを作ってきたんじゃないかな。
だから今見えている手越はもしかしたら虚構で、本当の手越ではない。
彼が本気で自分を曝け出して、大泣きできる仲間や友達っているのかな?
辛いところをファンや他人には絶対見せないようにする強さがある人だからこそ、
これからは自分の弱いところも情けないところもダメなところも全て曝け出して、それを信じて支え、守ってくれる、そしてしっかりただしてくれるような、人が
必要なんじゃないかな。
これから手越についてくる人はいっぱいいると思う。
でもコアな盲目的なファンが多いような気がする。
手越のバックグラウンドを考えられるようなファンて、どれくらいいるんだろう。
手越の悪いところもしっかり見ることができるファンってどれくらいいるんだろう。
これから手越には、手越を利用しようとする悪い人もいっぱい近づいてきそうだよ。
手越を最後まで見捨てずに、守ってくれる人、
そんな人がいればいいけど。
それが唯一NEWSのメンバーだったんじゃないかな。
そんなメンバーを失った今、
今実は自信があるように見えて 大海に放り出された1つの小さなボートのようだよ。
だからね、
「人」は大事にしなければいけないと思う。
人の気持ちを踏みにじってはいけないと思う。
お世話になった人には「ありがとう」が言えなければいけないし、
迷惑をかけたなら自分の悪いところを認めて「ごめんね」が言えなければいけない。
いつまでも自分の思うようになる、なんて考えていたらまずいと思う。
大事な人を裏切ったツケは必ずやってくるから。
手越が
まっすーの言葉の意味を気付ける日が来るだろうか?
多くを語らないまっすー。昔も今も変わらない。
きっと今まで手越に対しては言いたいこと、たくさんあったと思う。
今回の件に関しても、「それは無責任すぎるだろ」ってそれくらいは言ってたと思うよ。
そして本当に縁が切れた今、あれが、彼が手越に残した最後のメッセージだと思う。
突き放すような、忠告のような、だけど愛があるような。
いろんな思いが詰まった一言だった
これからはもう、誰も手越を守ってくれない。
一人で全ての責任を追わなければいけないし、自分の行動にも自覚を持たないと、ファンはまた裏切られたと思って今度こそ離れていってしまうよ。
最後に一言、
「ありがとうとごめんねが言える人になってね」
