皆さんこんにちは!

 

「腰痛専門院 円仁」院長の板橋 謙です。

 

私事ですが実は先週一週間はギックリ腰をやってしまい、ほとんど動けない日が続いていました。

 

仕事ができないどころか寝返りも満足にできない日が一週間続きました。

本当にしんどいです。

トイレや入浴や着替えもやっとの思いでした。

 

腰痛専門でやっている私がギックリ腰になるなんて何とも情けない話ですが、どんなに気を使っていてもあるちょっとした「体の動き」によってギックリ腰は簡単に起こってしまいます。

 

それくらいギックリ腰は簡単に起こります。

前兆も無いので非常に厄介です。

 

ただ、起こさないように気を付けて予防する方法はあります。

私はそれをうっかりして怠ってしまった結果、ギックリ腰を起こしてしまいました(笑)

 

なのでこれをご覧になる皆さんには絶対にギックリ腰を起こして欲しくないので注意すべき事をまとめていこうと思います。

 

これはギックリ腰を起こしていない人も、すでにギックリ腰を起こしてしまっている人にも非常にためになるお話なので、今日はまず初めに私がギックリ腰を起こした経緯を書いていこうと思います。

 

まずギックリ腰を起こす体の動きはほぼ決まっています。

 

それは「膝が伸び切った状態」+「腰だけを前傾」+「さらにそこから腰をひねる動き」

 

ほとんどはこの体の動きで発生します。

 

私の場合は「膝が伸び切った状態」+「腰だけを前傾」で発生しました。

 

たったこれだけでも発生することは十分にあります。

 

それはお風呂の蓋を開けようとした時でした。

腰に電気が走ったような激痛がきて「あっ!!やってしまった・・・。」

 

すぐにギックリ腰だと分かりました。

 

基本的にギックリ腰は腰周囲の筋肉・腱・靭帯等の肉離れなので、発生直後は絶対にお風呂などで温めてはいけません。

 

むしろアイシングなどで腰を冷やすことが先決です。

筋肉の損傷を起こしていている部分は目では確認できませんが内出血が起っており、炎症物質が大量に発生している状態です。

 

この炎症反応を早期の段階でいかに鎮めるかで、その後の治癒期間にも大きく関わっていきます。

 

少し専門的に説明すると損傷した筋肉組織からは「カリウム」「ミオグロビン」「トロンボプラスチン」「乳酸」などが発生して、高カリウム血症、代謝性アシドーシスなどの状態になります。

 

簡単に言うと「毒」が発生するわけです。

 

その「毒」によって起る現象の中で最も危険なのは「高カリウム血症」です。

急速な心停止を起こす可能性があり非常に危険です。

 

ですが安心してください。

これはギックリ腰などの小さい範囲での筋肉損傷ではまず起りません。

 

どういう時に起こるかというと地震などの災害によって2時間以上の長い間、建物や家具などの下敷きなった時に筋肉が圧迫されて発生します。

 

それを「挫滅症候群」と言います。

 

ですので1995年に起きた阪神淡路大震災では生きたまま救出されたにもかかわらず、その「挫滅症候群」によって命を落とした被災者も多かったといいます。

 

それくらい筋肉の損傷は体に悪影響を及ぼすという事です。

 

単なるギックリ腰でも同じことが言えます。

命に関りはありませんが、筋肉の損傷を起こしている以上は少なからず「毒」が発生しています。

 

そしてその「毒」の厄介なところは周囲の健康な筋肉組織を巻き込み破壊していくという特徴があります。

 

つまり肉離れや捻挫・打撲があった場合、早期にアイシングなどで筋肉の炎症を抑えないと周囲の健康な筋肉組織まで傷んでしまうということです。

 

だからギックリ腰を起こしたら直ぐにアイシングをするべきなのです。

それによって二次的な筋肉損傷の拡大を防ぐことが出来ます。

 

 

本当は今日の投稿で前回の続きの「なぜ腰痛が起るのか?その根本原因とは何か!?」の仙腸関節のロッキングについて詳しくお話しさせていただくつもりでしたが、私自身がギックリ腰になってしまったので急遽、話題を変えさせていただきました。

 

大変申し訳ございません。

 

次回は必ず仙腸関節のロッキングについて詳しいお話しをさせていただきます。

 

今日のところはこの辺で終わりにしましょう。

また次回も是非ご覧になってください。

 

 

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