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ALBUM『REFLECTION』、
6曲目はI Can Make it!
通常のアルバムなら収録曲は10~15曲なので、
6曲目だとそろそろ折り返しなんですが、
『REFLECTION』はなんといっても収録23曲!
まだまだ先は長い(^^)
「I Can Make it」をざっくり訳すと、
「僕にはできる!やれるんだ!」。
小さいなにかをきっかけに思い立ち、
なんらかの決意を表明するという、
ミスチルソング定番の展開になりそうです。
聴くからにダークな雰囲気が漂うこの曲、
歌詞に込められた思いは何か!
さっそく歌詞解析に入ります!
眠れない夜でしょうか。
主人公は明け方に入浴中のようです。
お湯につかりながら想う非現実的な夢とは何か。
主人公は仕事に追われた日々を過ごしているようなので、逃避行でも望んでいるのかもしれません。
「追いかけているはずが追われている日々」
やるべきことが多すぎて、仕事に追われているみたいに思えてしまう感覚、よくわかります。
上司かクライアントに「できます」と言ってみたものの、本当にできるだろうかと、いままでは自信を持って仕事に臨んできた主人公ですが、ここでは不安がよぎっているようです。
「自身が揺らいでる」とあるので、主人公はサラリーマンではなく、なにかクリエイティブな仕事をしている人物なのかもしれませんね。
やはりクリエイティブな仕事のようですね。
ミュージシャンかもしれません。
"プレッシャーの前に引っ込めるアイデア"とは
「自分はいいと思っているけど、相手の反応に自信がないため自ら却下してしまったアイデア」
でしょうか。
2015年6月『SONGS』という音楽番組で『REFLECTION』誕生までのドキュメンタリーが放送されました。
その中にあった、ドラマ「信長協奏曲」主題歌についてのエピソードを紹介します。
最初に桜井さんが作った「ノブナガ(仮称)」という曲、本人は気に入ったのですがメンバーやスタッフの反応がイマイチだったそうです。
「ノブナガ」はお蔵入りとなり、曲は作り直しを余儀なくされたそうです。
(因みにその後、「ノブナガ」は「Starting Over」として、作り直された曲は「足音 be strong~」として世に出ました)
1番サビの歌詞は、上のエピソードをそのまま詞に乗せたように聴こえます。
周囲に認められそうもなく、お蔵入りにしてしまったアイデアにも、主人公の願いや想いが詰まっている。
せめて、自分の自信のなさから出るため息にでも乗って、世に出てくれないかな。
という願望をこめたサビの歌詞でしょう。
「全編を通して暗いタッチで描かれたモノクロの映画」の主人公が喜劇なはずがありません。
悲劇にくれる映画の主人公と、自分のいまの状況を照らし合わせると重なるところが多かったようです。
「コイツ、俺と一緒だな...」
「『マジ自分が作ったの、コレ!?』って自分がビックリするくらいの歌を作ってみせる!」
と誓う主人公ですが、なかなかうまくいきません。
何とか前向きになろうと、「I Can Make It、I Can Make It」とつぶやき自分を鼓舞しますが、結局ダメで落ち込んでしまいます。
通常のアルバムなら収録曲は10~15曲なので、
6曲目だとそろそろ折り返しなんですが、
『REFLECTION』はなんといっても収録23曲!
まだまだ先は長い(^^)
「I Can Make it」をざっくり訳すと、
「僕にはできる!やれるんだ!」。
小さいなにかをきっかけに思い立ち、
なんらかの決意を表明するという、
ミスチルソング定番の展開になりそうです。
聴くからにダークな雰囲気が漂うこの曲、
歌詞に込められた思いは何か!
さっそく歌詞解析に入ります!
明け方 非現実的な夢を
バスタブに浮かべてみる
身体は疲れてるのに目は冴える
やるべきことは沢山
バスタブに浮かべてみる
身体は疲れてるのに目は冴える
やるべきことは沢山
眠れない夜でしょうか。
主人公は明け方に入浴中のようです。
お湯につかりながら想う非現実的な夢とは何か。
主人公は仕事に追われた日々を過ごしているようなので、逃避行でも望んでいるのかもしれません。
「追いかけてるはずが追われてる」
ここんとこは そんな日々だ
「やれる」とは言ってみたけど確信はない
いやむしろ自信は揺らいでる
ここんとこは そんな日々だ
「やれる」とは言ってみたけど確信はない
いやむしろ自信は揺らいでる
「追いかけているはずが追われている日々」
やるべきことが多すぎて、仕事に追われているみたいに思えてしまう感覚、よくわかります。
上司かクライアントに「できます」と言ってみたものの、本当にできるだろうかと、いままでは自信を持って仕事に臨んできた主人公ですが、ここでは不安がよぎっているようです。
「自身が揺らいでる」とあるので、主人公はサラリーマンではなく、なにかクリエイティブな仕事をしている人物なのかもしれませんね。
プレッシャーの前に引っ込めるアイデア
後悔だけを生んで
日の目を見ないままのこの願い
ため息に溶け 飛んで行け
後悔だけを生んで
日の目を見ないままのこの願い
ため息に溶け 飛んで行け
やはりクリエイティブな仕事のようですね。
ミュージシャンかもしれません。
"プレッシャーの前に引っ込めるアイデア"とは
「自分はいいと思っているけど、相手の反応に自信がないため自ら却下してしまったアイデア」
でしょうか。
2015年6月『SONGS』という音楽番組で『REFLECTION』誕生までのドキュメンタリーが放送されました。
その中にあった、ドラマ「信長協奏曲」主題歌についてのエピソードを紹介します。
最初に桜井さんが作った「ノブナガ(仮称)」という曲、本人は気に入ったのですがメンバーやスタッフの反応がイマイチだったそうです。
「ノブナガ」はお蔵入りとなり、曲は作り直しを余儀なくされたそうです。
(因みにその後、「ノブナガ」は「Starting Over」として、作り直された曲は「足音 be strong~」として世に出ました)
1番サビの歌詞は、上のエピソードをそのまま詞に乗せたように聴こえます。
周囲に認められそうもなく、お蔵入りにしてしまったアイデアにも、主人公の願いや想いが詰まっている。
せめて、自分の自信のなさから出るため息にでも乗って、世に出てくれないかな。
という願望をこめたサビの歌詞でしょう。
全編を通して暗いタッチで描かれた
モノクロの映画を見た
悲劇の主人公と自分重ねて
仲間が増えた気がした
モノクロの映画を見た
悲劇の主人公と自分重ねて
仲間が増えた気がした
「全編を通して暗いタッチで描かれたモノクロの映画」の主人公が喜劇なはずがありません。
悲劇にくれる映画の主人公と、自分のいまの状況を照らし合わせると重なるところが多かったようです。
「コイツ、俺と一緒だな...」
いつか自分さえ知らない自分に
驚きを感じたい
日の目を見ないままのこの誓い
I Can Make It,
I Can Make It
驚きを感じたい
日の目を見ないままのこの誓い
I Can Make It,
I Can Make It
「『マジ自分が作ったの、コレ!?』って自分がビックリするくらいの歌を作ってみせる!」
と誓う主人公ですが、なかなかうまくいきません。
何とか前向きになろうと、「I Can Make It、I Can Make It」とつぶやき自分を鼓舞しますが、結局ダメで落ち込んでしまいます。
こういう展開、ALBUM「DISCOVERY」のころを思い出させる歌詞です。
主人公は沈んだまま、2番のサビまで終わってしまいました。
いよいよCメロ、主人公に道は開くでしょうか?
スキルも、自信や貫禄も足りない自分を憂いています。「みにくいあひるの子」まで例に出して・・・
主人公、相当悩んでます。
これが「産みの苦しみ」というヤツでしょう。
アイデアって、うまくいくときは嘘のようにポンポン浮かびますが、一旦詰まってしまうと、なーんも浮かばなくなってしまいますよね。
このブログも一種の創作活動なので、上の感覚はよくわかります。
この歌はそんな「産みの苦しみ」を表した歌詞なのかもしれません。
「もう無理・・・」と何度も思った主人公。
でも「諦めたくない!まだなにもやり遂げてないし!」と再度ふんどしを締め直し、ラスサビに入ります。
期限は迫っているのにアイデアに納得がいかず、また却下してしまう。
自分への自信のなさ故の後悔の念ばかりが増します。
いつか、誰もが認めるいい曲をつくることで
自分の存在を証明してみせる!
僕にはきっとできる・・・
そんな非現実的な僕の夢だって、
いつかは叶う日が来ると信じてる・・・
最後まで、後悔と決意の無限ループでした。
「I Can Make It」を最後まで解析してみました。
主人公は沈んだまま、2番のサビまで終わってしまいました。
いよいよCメロ、主人公に道は開くでしょうか?
不可能を可能にするスキルを
泣く子も黙る自信と貫禄を
醜いアヒルが白鳥に変わる
逆転劇起こせれば…
泣く子も黙る自信と貫禄を
醜いアヒルが白鳥に変わる
逆転劇起こせれば…
スキルも、自信や貫禄も足りない自分を憂いています。「みにくいあひるの子」まで例に出して・・・
主人公、相当悩んでます。
これが「産みの苦しみ」というヤツでしょう。
アイデアって、うまくいくときは嘘のようにポンポン浮かびますが、一旦詰まってしまうと、なーんも浮かばなくなってしまいますよね。
このブログも一種の創作活動なので、上の感覚はよくわかります。
この歌はそんな「産みの苦しみ」を表した歌詞なのかもしれません。
ダメだと思った時なんて数知れず
でもまだ早いさ 諦めたくない
何もやっていやしない
でもまだ早いさ 諦めたくない
何もやっていやしない
「もう無理・・・」と何度も思った主人公。
でも「諦めたくない!まだなにもやり遂げてないし!」と再度ふんどしを締め直し、ラスサビに入ります。
締め切りを前に取り下げるアイデア
後悔ばかりが増える
日の目を見ないままのこの願い
ため息に溶け 飛んで行け
後悔ばかりが増える
日の目を見ないままのこの願い
ため息に溶け 飛んで行け
期限は迫っているのにアイデアに納得がいかず、また却下してしまう。
自分への自信のなさ故の後悔の念ばかりが増します。
そしていつか自分の存在を証明して
I Can Make It, Make It, Make It
I Can Make It, Make It, Make It
いつか、誰もが認めるいい曲をつくることで
自分の存在を証明してみせる!
僕にはきっとできる・・・
いつかは非現実的な夢も
叶うと信じ
I Can Make It
叶うと信じ
I Can Make It
そんな非現実的な僕の夢だって、
いつかは叶う日が来ると信じてる・・・
最後まで、後悔と決意の無限ループでした。
「I Can Make It」を最後まで解析してみました。
臆病風には『REFLRECTION』完成までの長くて大きな「産みの苦しみ」を描いた歌詞に聴こえました。
全編を通して暗いタッチて描かれた歌詞ですが、桜井さんは「似たような葛藤は誰もが抱えて生きている。だからあなたも頑張って」とリスナーの背中を、優しく、ちょっぴり、コッソリと押して、気づかれないように勇気付けてくれているようにも感じました。