私の通ったクリニックの自然周期での人工授精のやり方は以下の通り

 

①排卵予定数日前に卵胞計測

➡︎排卵済だったら次の周期①から

➡︎卵胞が小さければ数日後再び卵胞計測

➡︎卵胞が20ミリ前後ならHCG注射し翌日人工授精

②人工授精

③数日後排卵したか確認、HCG注射、プロゲストン錠10日分処方

 

私は排卵が早く、①の時点で排卵済みのこともありました。その場合その周期は何もできないから次の周期ね〜となり何のために病院に来たのか…とストレスでした。

そして人工授精まで出来ても③で排卵していないことが発覚することが4回中2回もありました。あんなに痛かったのに…1回2万円もかかるのに意味ないじゃん!とここで初めて治療に強いストレスを感じました。私は妊娠できない体なのかな?と不安にもなりました。

 

人工授精をやる前にも何度も卵胞計測に通いましたが「あれ、もう排卵しちゃったね〜」ということはよくあっても排卵しなかったことは1回だけだったのに、それがここに来て短期間で2回…

 

私は素人ですがこれは人工授精前日のHCG注射のせいなのでは?と考えるようになりました。このタイミングでの注射は確実に排卵するように打つものです。排卵障害が無く、むしろ早過ぎることが多いとんだフライング野郎の私に必要あるの?と最初から思っていたのですが必要無いどころか悪い影響があったのでは…?と思ってしまったのです。

 

人工授精前日のHCG注射は無しでやってみたいと思ったので5回目に先生に「注射のせいで排卵しなくなったのでは?」と質問しました。最初は「それは無い」と言っていた先生ですが「私はこれまで卵胞計測をして自然に排卵しなかったことは1回だけだったのに人工授精を初めてから短期間に2回あったんです」と説明したら少しカルテを見て「うーん、そういうこともあるかもしれない。今回は注射無しでやってみましょうか」と言ってもらえました。そしてその周期に妊娠しました。

 

私の考えが正しかったのかどうかはわかりません。その周期だったら注射を打っても妊娠していたのかもしれません。素人が意見して嫌な顔をする医師もいるでしょう。でもこれまでの治療歴を自分で考えてみることも大切だと思います。正直先生は激務で私が質問してカルテを見直すまでは私のこれまでの排卵がどうだったかなんていちいち把握していなかったことでしょう。でも自分から言ったことでやりたいようにさせてもらえました。最後は納得して治療を受けることができ嬉しかったです。

 

最後に、HCG注射について…

痛いって体験談もあるようですが私は全然大丈夫でした。人工授精の方がよっぽど痛い!看護師さんによっても違います。一度ものすごく上手な方に当たった時は「すごい!全然痛くなかったです!上手ですね( ˶˙º̬˙˶ )」と言っておきました(笑)

不妊治療を受ける人の自然にまかせた場合の1周期あたりの妊娠期待率は5%以下と推測されるそうですが、私の通ったクリニックでの人工授精の1回あたりの妊娠率は、7~8%程度。これを見た時は「10%もない…無理じゃん!」と思いましたが、夫側に問題が無ければ3、4回で30%前後の妊娠率が期待できるとありました。

 

うちはなぜかフーナーテストは不良でしたが夫の精子に問題は無かったのでこれはうまくいくのでは?と期待しました。…最初は(笑)

 

ちなみに人工授精の痛みには個人差があるようです。「チクっとしただけですぐに終わった」なんて体験談も結構ありましたが私はかなり痛かったです。なんでも子宮の入口が曲がっているらしく毎回血が出る程に引っ張られるのです…数分のことだったとは思いますがつらかったです。子宮卵管造影検査のように涙が出る程ではなかったもののそれに近い痛みでした。

 

処置後は通常10分休んで診察室へ…と言われるのですが初回は痛みでぐったりで動きたくなく30分以上休ませてもらいました。あまりの痛みに「次回からロキソニン飲んできてもいいですか?」と質問したら「いいですよ」と言われました。ロキソニンのおかげで次回からは10分休憩で普通に動けるようになりました。それでも痛いですけどね(笑)人工授精の痛みが苦痛の方は先生に聞いてみるといいかもしれません。

 

私は不妊に関して深刻に落ち込むことは無かったのですが(夫とも両家の親兄弟とも仲が良いのでそれだけで幸せでした)ロキソニンあってもこれあと4回やるのか…採卵なんてもっと痛いんだよな…と憂鬱になったのを覚えています。

 

期待を持って挑んだ人工授精の経過がどうなっていったのか次回書きたいと思います。

初診でカウンセリングを受けた後、生理周期に合わせた採血検査、子宮卵管造影検査、フーナーテストを受けました。

私は治療を受けることを周囲に言うつもりはなかったので、「怖いー!」「痛かったー!」など弱音はいつも夫に聞いてもらっていました。「大変だったね」「ありがとう」と言ってもらって満足していました(笑)

結果は血液検査、精液検査ともに異常なし。排卵もしていました。つまり私たちの不妊は原因不明です。

ただ、私の数値は優秀!ではなかったです。正常の範囲内で低めだったり年齢の割に少し悪かったりしました。でも先生は「少しこの値が低めだけど大丈夫」などと言ってくれていたのであまり気にしないようにしました。

しかしフーナーテストを行うと1回目は精子がゼロ、2回目は動いていない精子が一匹だけでした。精液検査異常無しなのにです。

その他問題点を挙げるとしたら
◉年齢(カウンセラーさんに29歳は遅いと言われちゃいました)
◉生理周期が短い(10代では24日周期、20代くらいから26日周期)
◉排卵するのが早い(生理12日目頃)
◉内診で軽い子宮内膜症っぽいと言われた
◉痩せ気味(運動、食事制限なしで普通に暮らして体脂肪率10%代前半)
この辺りだったと思います。

ただ先生は「原因はこれ」とか「ここが悪いからこうやって直していこう」とか一切言わないんです。私が「子宮内膜症が原因ですか?」などと質問すると「まぁその可能性はありますね」と曖昧に答えるのみ。気になったことを質問すれば毎回しっかり答えてくれるのですが不妊の原因についてはいつもこうで、人工授精、体外受精とお金が掛かるからこっちとしては可能性を上げるために出来ることがあるならやっておきたいのに…と不信感を持つようになりました。

しかし人工授精ではもう無理だろうな…と思い始め体外受精の説明会を受けに行った時、先生が「不妊の原因はわからないことが多い。原因を突き止めるには手術をしてお腹の中を見てみないとわからない。そしてそこまでやっても妊娠するためにやるのは結局体外受精」と言ったのを聞いて納得しました。

体の中で何が起きているのか調べるのは大変なことで、卵子を体外に取り出してみて初めて自分の卵子の状態がわかる。もしかしたら採卵さえできないかもしれないし受精の確率がすごく低いのかもしれない。受精しても正常に成長していく受精卵は一体何割あるのか?さらに無事着床してくれるのか…そんなことは体外受精をやってみないとわからないのです。すごくすっきりしました。

なるほどやってみないとわからないな!次で人工授精5回目…体外へのステップアップを考えるよう勧められる時期にきたことだし、どうせ私に問題があって人工授精では無理なんだろうからさっさと5回目終わらせて次のことを考えていこう!と決めたら5回目で妊娠しました。その頃までには体重、体脂肪率も増やしてあったのでそれも良かったのかもしれません。

「経済的な子だね」と夫婦で笑いました。初期は流産の可能性も結構あるからと夫はあまり浮かれないようにしていました。私も同じですが、自分は妊娠できない体なのかな?とか、夫は良いお父さんになるだろうに子どもを産んであげられないのかな…などと考えることもあったので、自分が妊娠出来るんだとわかっただけでもとても嬉しかったです。