毎日、「M&A」や「アライアンス」、「合併」、「提携」など企業間同士の動きの絶えない医療用医薬品業界。
昨年は、ファイザーとワイスの日本法人が発足するなど外資、内資問わず活発な動きが見受けられます。
先日明治製菓より薬品事業領域を事業継承し、4月1日に発足したMeiji Seika ファルマでは、後発医薬品の売上拡大や研究開発費の積極的投資などで2010年度3月期の売上高1153億円を20年度に2000億円以上に拡大する事を目指しています。
上記の目標を達成する為、国内外でのM&Aを含めたアライアンス・提携の強化も検討していくとの事です。
同社の柱の一つである後発医薬品事業では、20年度までに目標売上高を現在の2.5倍である500億円としています。事業拡大に向けては、本格的な参入を目指す抗がん剤の後発品の品揃えを、海外企業との提携などにより強化していく方針。新規参入に向けた準備を進めているバイオ後続品事業について同社社長の松尾氏は「開発への着手は今年中に始める」との方針です。
もう一方の柱である新薬事業では、中枢神経領域の小児重症ミオクロニーてんかん治療薬「ME2080」を今年度中に申請し、12年度の発売を予定しています。主力品の抗菌薬「メイアクト」の小児高用量についても今年度中の申請を予定しています。
上記、新薬、後発双方の拡大路線から営業体制も強化する見通しです。
まずは今年度末までにMR数を800名体制とし、20年度までには1200~1300人程度への増員を考えています。
今後、事業拡大路線を取っていく製薬メーカーにとって、提携、合併等の選択肢に加え、営業力の増強もひとつの路線になってくるかと思います。
今回のMeiji Seika ファルマの拡大路線の中、MR増員を進めていく方針がひとつの指標となるかと思います。
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