皆さん、こんばんわ。



現在、入社してから4ヶ月と少しが経ちます。

が、未だに仕事と言えるような仕事を貰えていません。

貰えないなら自分で探すしかない、そう思い立って最近は会社の改善提案に熱を注いでいます。



私は改善提案を独りでに行っているため、教えてくれる人は社内に誰もいません。

そこで、自主的に改善提案の基本を理解する必要があると考え、本日は若松義人さん著『トヨタ式「改善」の進め方』を読むことにしました。



この本では、トヨタが無名時代から現在にかけて行なってきた「トヨタ式改善」の考え方や手法を紹介しています。

工場の改善に焦点を当てて書かれた本ですが、どの現場にも共通する本質的な改善手法や考え方を理解できる本となっています。



今回紹介する内容は①改善は仕事に価値を付ける②改善とはムダの排除、の2本です。



①改善は仕事に価値を付ける

早速ですが、この本を読んでいて、良い文章と思ったところがあったので引用します。



『仕事をしていれば気づくことはたくさんある。それを「どうせ言っても仕方がない。私が我慢すればいいんだ」では、会社に来ること、仕事に行くことがつらくなる。朝会社に来たら、「早く五時にならないかなあ」と時計ばかりを見ているようではつまらない。「気づきは改善のヒントである」と心に留めておく。そうすれば会社は「いやいや仕事に行く」ところではなく、「知恵を出しに行く」場所へと変わる。』



著者が言うように、私自身も自分から意見できない環境や、日々全く同じ仕事をこなすことは面白いと感じることができません。

日々改善して新しいことを生み出し、それを自分から発信することで自分の仕事に面白みや価値がつくのだと思っています。



②改善とはムダの排除

ムダとは、作業に必要なく、原価のみを高める動作を言い、そのムダな作業を省いていくことが改善です。

改善で大切なのは、ムダを「仕方がないもの」として見逃さず、「なぜ」と自問を繰り返して答えを展開していくことです。



具体的な改善の手順は以下の通りです。

1. 改善すべき点を発見する
→もっと良い方法を常に求める姿勢が大切
2. 現状の方法を分析する
→推測や主観ではより良い改善はできない
3. アイデアを得る
→制約なしに自由に出す(お客様目線)
4. 改善案を作成する
→具体的な改善案に絞っていく



このように、日々改善し、仕事に価値を付けれるように意識していきたいです。



ありがとうございました!