〜 一生モノの「根源的な安心感」をプレゼントする、黄金の5年間 〜
日々子育てに奮闘するお父さんお母さん、本当にお疲れ様です。40代で待望の長男を授かり、現在小学生の息子を育てているMr.まさちゃんです。
「コラッ!」「何度言ったらわかるの!」
家事や仕事に追われ、クタクタになった夕暮れ時。思い通りに動かないお子さんを前に、ついつい声を荒らげてしまい、後で寝顔を見ながら
「ごめんね」と涙する……。そんな経験、ありませんか?
私も40代という体力の限界を感じる年齢での育児ですから、その余裕のなさは痛いほどよくわかります。
しかし、一人のパパとして、あえて今、一つの提案をさせてください。それは「5歳頃までは、できるだけ怒らない」という選択です。
「しつけはどうするの?」「わがままになるのでは?」という不安もあるでしょう。ですが、この「黄金の5年間」をどう過ごすかが、お子さんの将来のメンタルヘルスと、一生の親子関係を決定づけるのです。
今日は、なぜ5歳までが重要なのか、そして怒らないことがどのような奇跡を生むのかについて、深く掘り下げてお話しします。
1. なぜ「5歳」が運命の分岐点なのか?
「親への信頼」という名の、人生のOSを作る時期
5歳までの乳幼児期は、お子さんにとって「親との信頼関係」を築くための極めて重要な期間です。お子さんの脳内では、自分を守り、愛してくれる存在としての「親の認識」が、少しずつ時間をかけて造成されていきます。
この時期のお子さんの脳は、まだ論理的な思考を司る「前頭前野」が未発達です。一方で、恐怖や不安を感じる「扁桃体」は非常に敏感。ここで親が厳しく怒鳴ってしまうと、お子さんの脳は「学び」ではなく「生存の危機(恐怖)」を感じてフリーズしてしまいます。
「しつけ」よりも「甘え」を優先すべき理由
5歳までは、しつけよりも「甘えること」を最優先させてあげる時期と捉えてください。お子さんが心からの安心感を持って、親を「何があっても自分を助けてくれる、絶対的な依存先」として認識できるようになるまでに、おおよそ5年間の歳月を要すると言われています。
こどもの心が愛情で満たされ、親を完全に信頼できるようになって初めて、その後の人生での厳しいしつけや教育に耐えうる「心の器」が出来上がるのです。
2. 怒らない子育てがもたらす、驚くべき効果
「怒らずに育てたら、どんな子になるの?」その答えは、お子さんが自立していく過程で、力強い輝きとして現れます。
① 「鋼の自己肯定感」が育つ
怒られない環境で育ったお子さんは、「自分は、たとえ失敗しても、どんな状態でも愛される価値がある」という絶対的な自信を持ちます。これが将来、いじめや挫折などの困難にぶつかった際に、自ら立ち上がる力(レジリエンス)の源泉となります。
② 親子の「最強のパイプ」ができる
5歳まで親が自分を受け入れてくれたという確信があるお子さんは、思春期に入っても、悩みや失敗を隠さずに親に相談してくれます。「パパやママなら、僕を否定せずに聞いてくれる」という信頼の貯金があるからです。
③ 感情をコントロールできる子になる
不思議なことに、親に怒られなかったお子さんほど、自分の感情を言葉で表現し、落ち着いて対処できる大人に育つ傾向があります。親が「落ち着いて、優しく接する」という最高のお手本(ロールモデル)を見せ続けているからです。
3. 具体的な対処法:怒らずに「導く」ための3つのステップ
では、目の前の「困った行動」にどう対処すればいいのでしょうか? 40代・一人っ子パパの私も実践した方法を共有します。
ステップ1:行動の「裏側の気持ち」を翻訳する
お子さんが何かをやらかした時、そこには必ず「理由」があります。
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お茶をこぼした:自分でやりたかったという「自立心の芽生え」
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お友達を叩いた:言葉で伝えられなかった「もどかしさ」
頭ごなしに怒る前に、「ああ、〇〇したかったんだね」と言葉にして、その気持ちを認めてあげることが大切です。
ステップ2:感情を「Iメッセージ」で伝える
どうしてもイライラした時は、相手(お子さん)を責めるのではなく、自分(親)の気持ちを伝えます。
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×「早くしなさい!」
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○「パパ、時間がなくて焦ってドキドキしちゃうんだ。一緒に準備してくれたら嬉しいな」
ステップ3:一人っ子家庭ならではの「タイムアウト」
一人っ子の場合、親の視線が集中しすぎてしまい、お互いに逃げ場がなくなることがあります。イライラが爆発しそうになったら、お子さんを安全な場所に置き、パパ・ママ自身がその場を30秒離れて深呼吸してください。冷たい水で顔を洗うだけでも、脳は冷静さを取り戻せます。
おわりに:お子さんとの「今」という奇跡を信じて
日々子育てに奮闘するお父さんお母さん。 現在、8歳になった私の息子を振り返っても、やはりあの最初の5年間で「自分は世界一愛されている」という感覚を育めたことが、今の彼の安定感に繋がっていると確信しています。
5歳までの育児は、体力勝負の連続です。時には「いつまでこれが続くの?」と途方に暮れることもあるでしょう。でも、大丈夫です。安心してください。その大変な時期は、一生は続きません。
今、この瞬間の「甘え」をたっぷり受け止めてあげてください。それが、お子さんの将来の幸せへの、最高にして唯一の贈り物になるのです。
今日も一日、お子さんの成長を喜びながら、素敵な時間を過ごしましょう!子育て中の皆さん、「怒らない」を実践したことや、エピソードなどがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね!フォローもぜひお願いします!



