日々子育てに奮闘するお父さんお母さん、本当にお疲れ様です。40代で待望の長男を授かり、現在小学生の息子を育てているMr.まさちゃんです。
前回の記事では、息子とお買い物に行き「Wants(欲しいもの)」と「Needs(必要なもの)」を見極める練習についてお話ししました。(まだ読んでいない方は、ぜひそちらも覗いてみてくださいね!)
「ありがとうポイント」を貯めたり、お小遣いをやりくりしたりして、我が家の息子も少しずつ貯金箱にチャリンチャリンとお金を入れる楽しさを覚えてきました。 親としては「無駄遣いせずに貯金できてえらいぞ!」と褒めてあげたいところですが、FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持つパパとしては、ここでもう一歩踏み込んだ「お金のリアル」を伝えておきたいと思うようになりました。
それは、お金は「守る(貯める)」だけでなく、「育てる(投資する)」ことができるという事実です。
とはいえ、小学生の息子に「インフレリスクが〜」「複利の効果が〜」なんて言っても、頭の上にハテナマークが浮かぶだけですよね(笑)。 そこで今回は、我が家のベランダで実践している「あるもの」を使って、息子に投資の基本を教えたエピソードをご紹介します。
■ 貯金箱の中のお金は「おやすみ中」?
ある休日に、息子が嬉しそうに貯金箱を振って「パパ、お金いっぱい貯まってきたよ!」と見せてくれました。
私は「すごいね!頑張って貯めたね」としっかり褒めた後、こう問いかけてみました。 「でもね、この貯金箱の中に入っているお金さんたちは、今ずっと『お昼寝』している状態なんだね。お金さんにも、パパみたいに『働いてもらう』ことができるって知ってた?」
息子はキョトンとしています。「お金が働くってどういうこと?」 そこで私は、息子をベランダに連れ出しました。
■ バジルづくりで教える「お金の育て方」
我が家のベランダでは、暖かくなると自家製のバジルソースを作るために、プランターでバジルを育てます。息子も水やりを手伝ったりする、大切な植物です。
「このバジル、最初は小さな『種』だったよね。それに毎日お水をあげて、お日様の光を当てて、じっくり『時間』をかけたら、こんなにたくさんの葉っぱが育ったでしょ?」
息子が「うん、バジルのパスタ美味しいよね」と頷くのを見て、私はこのように話しました。
「実は、お金もこれと全く同じなんだよ。お金という『種』を、会社や世の中を良くするための場所に植える。そして、すぐには使わずにじっくり『時間』をかけて見守る。そうすると、バジルの葉っぱがたくさん増えたように、お金も少しずつ育って増えていくことがあるんだ。これを『投資(とうし)』って言うんだよ」
■ 「お金のなる木」を一緒に見てみよう
もちろん、植物が枯れてしまうことがあるように、お金の種も絶対に育つとは限りません(ここが投資のリスクですね)。でも、正しい場所に種をまいて、長い時間をかければ、大きく育つ可能性が高いということを伝えました。
百聞は一見にしかず。私は自分のスマホを開き、実際に自分が運用している証券口座のグラフを息子に見せました。
※具体的な金額の桁は隠しつつ、「増えているグラフ」だけをですが。
「ほら、パパが植えたお金の種も、時間をかけて少しずつ育っているでしょ?パパが毎日会社で働いている間も、このお金さんたちはパパの代わりに働いて、葉っぱ(利益)を増やしてくれているんだよ」
画面を見た息子は、「本当だね!」と、少しだけ興味深々の目で見ていました。
■ 親が子どもに手渡せる「投資のマインド」
私たちが子どもの頃は、「投資=ギャンブル、怖いもの」というイメージを持つ大人が多かったように思います。しかし、物価が上がり、お金の価値が少しずつ目減りしていくこれからの時代、「お金を育てずに貯金箱に眠らせておくこと」自体がリスクになり得ます。
小学生の今から、実際に株を買わせる必要はありません。 大切なのは、「世の中にはお金を育てるという選択肢がある」と知っておくこと。そして、「すぐにお金を使わず(欲求を我慢して)、時間を味方につけることで、将来もっと大きな豊かさを得られるかもしれない」という感覚を、感覚的に掴んでおくことです。
特別な教材がなくても、ご家庭で育てているミニトマトやアサガオ、あるいはゲームの「村づくり」のような体験からでも、この「お金を育てる感覚」は十分に伝えることができます。
皆さんのご家庭でも、ぜひ「お金の種まき」について、お子さんと楽しくお話ししてみてくださいね!
おわりに:少しの知識が、子どもの未来を大きく変える
毎日忙しく働いていると、子どもとゆっくり話す時間を作るのも一苦労ですよね。私も、仕事でヘトヘトになって帰宅した日は、つい余裕がなくなってしまうこともあります。
でも、週末のベランダでの5分間。お風呂に入りながらの5分間。 そんな日常のちょっとした隙間時間に伝えた「お金の話」が、子どもたちの頭の片隅に残り、やがて彼らが社会に出た時に、大きな判断を助ける「知恵」に変わると信じています。
これからも、我が家で実践している「生きたお金の教育」の悪戦苦闘ぶり(笑)を発信していきますので、一緒に楽しみながら学んでいきましょう! 「うちではこんな風にお金の話をしたよ!」というエピソードがあれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね。フォローも大歓迎です!



