始めて投稿するので至らぬ点があってもご容赦ください。
徒然なるままに、Mr.Children2011年発売のアルバム「SENSE」に収録されているアルバム曲、HOWLについて投稿します。

まず、そもそも、このアルバム、個人的にかなり思い入れが強いです。というのも、大学に入学し、バイトして貯めたお金で、人生で初めて買ったアルバムがSENSEなのです。そして、その後、人生で初めてのライブ、Mr.Children Tour 2011 "SENSE"に参加。そこからどっぷりMr.Childrenにのめり込みました。

さて、話は逸れましたが、では本題。
HOWLを一言で言うと、「疾走感溢れる曲」です。前のアルバム「SUPERMARKET FANTASY」で言うところのエソラ、次のアルバム「(an imitation) blood orange」で言うところのMarshmallow dayです。
SENSE発売を通して、Mr.Childrenがプロモーションを敢えてほとんど行わないという戦略を取ったにしても、もう少し、HOWLは世間に浸透してもよかったのになぁと感じる、埋もれた名曲です。

では、この曲について掘り下げていきます。

まず、歌詞は、アップテンポな曲調とは裏腹に、週末の真昼間から、「ブラインドを開けるのも面倒なくらいに」無気力な主人公がアルコールをお腹に満たすかったるそうな場面から始まります。
外からは喧騒が聴こえてきて、みんな自由にしてるんだし、俺も自由でいいじゃん、と開き直ります。
でも、心の中では、目新しい生活を送りたいと渇望し、その一歩を踏み出すまであとどのくらい待てばいいのかと自問自答し、1番目が終わります。
2番の冒頭では、例えようのない、抑えきれない衝動に駆られて、バイクを走らせるところから始まります(飲酒運転……??)。自問自答して、もやもやしていた頭の中を振り払うようにバイクを走らせます。
そして、この歌の核心である部分に至ります。
輝いて見えたものが、ある日、ガラス玉だったと気づく主人公。この、ガラス玉が何なのか、歌の中では明らかにされていませんが、続く歌詞から推測するに、主人公の抱いていた、「純粋で、小さな、『夢』」のことだと思います。
自分の夢が、大したものではないかもしれないと、ハタと気づいた主人公。しかし、それでも、主人公は、それが宝物であることに変わりないと結論付けます。
夢がちっぽけなものだったと気づき、振り出しに戻ろうが、夢がガラス玉だろうが、わかっていて気づかぬふりして過ごす主人公。ここに、作詞した桜井和寿のメッセージが込められています。
夢なんかどうせ大したものを抱けないし、夢を持たずに生きていく。そんな生き方もある。でも、大した夢じゃなくても、ガラス玉のような夢でも、夢がなくちゃつまんねえ。夢に向かって生きていこう。そんなことを、伝えたかったのかな。
とにかく、安定して、身に染みる歌詞を書くなあと、常々思います。
そして、演奏面でも、否応無しに興奮マックスに持っていくイントロに始まり、かったるさ全開のAメロ、疾走感溢れるサビと、どこを取っても素晴らしい構成になっています。

長くなりましたが、HOWLを知り、SENSEを聴くきっかけにしていただけたら幸いです。
読んでいただきありがとうございました。