こんにちは、今回は
右手のメロディーを弾く音域
についてお話したいと思います。



ピアノという楽器は
とても音域の広い楽器です。


なので、メロディーでもハーモニーでも
いろんな音域を使い放題なわけです。


でも、実際のところは
どんな音域を使ってもいいと
いうわけではありません。


あまりメロディーが低すぎると
聴きとりづらく、あまり綺麗ではありませんし、


あまりハーモニーが高過ぎると
響きが軽くなってしまって

残念な感じになりがちです。


では、どういう音域が一番良いのか。


メロディー(テーマおよびアドリブ)
に関していうならば、一番良いのは
C4(真ん中のド)〜C6(2オクターブ上)
くらいだと僕は思います。


もちろん曲にもよりますし、
アドリブの長さなどにもよります。


例えば、2コーラス以上の
長いソロを取る場合、


初めは真ん中の音域で、
2コーラス目からは1オクターブ上の音域で、


などというふうにすると、
効果的にソロを盛り上げることができます。


過去の偉大なプレイヤーたちの
演奏を聴いていても、
もちろんいろいろな音域を使い分けているとはいえ、
上記の音域がもっとも頻度としては高いでしょう。


これからアドリブの練習を
しようという方は、
是非音域にも注意して
音源研究などをしてみてください!


次の記事では
左手のコンピングの音域の話を
したいと思います。