こんにちは!
 
 
今回は、ジャズの音源を聴くときに
どんなことに気を付けるか、ということについてお話したいと思います。

 
ジャズの勉強をする際、昔の
(あるいは現代の)プレイヤーの
演奏をCDやiTunesで聴くという
ことを誰もがすると思います。
 
 
音楽は聴くことから始まると
言っても過言ではありませんからね!
 
 
で、その「聴く」時に注意すべきことがあります。
 
 
それは、目的意識を持って聴くということです。
 
 
もちろん、「ジャズを楽しむ」と
いう漠然とした目的でも構いませんが、
自分もいちプレイヤーとしてその音源
から何かを学びたいと思っているのなら、
何か一つ、明確な目的を持ってその音源を聴きましょう
 
 
たとえば、「ピアノの左手の音域」
「ソロ・フレーズのリズム的側面」
「ピアノとドラムの絡み」「イントロの
小節数」など、なるべく対象を絞って聴くのです。
 
 
そうすると、聴くことによって得た
知識を自分の演奏に活かしやすくなります
 
 
音源を参考にするといいながら、
ソロのコピーしかしないのはもったいないことです!
 
 
ソロのコピーにだって、「音域」
「リズム」「スケール」「長さ」
「テンションの高さ」「コード」等いろいろな側面があります。
 
 
これらが全て合わさって、あの
素晴らしいソロが出来上がっているのです。
 
 
最初は、小さな課題から1つずつ乗り越えていく。
 
 
練習の基本です。
 
 
その練習を支えるためにも、「音源を
聴く」という段階から課題を小さく
絞り込んでいくということを実践していきましょう。
 
 
もしあなたがいま何か音源を
聞こうとしていたのなら、まずは
何に注目するかを一つだけ選んで、
それから再生ボタンを押してください。
 
 
それでは!