昨日は、1週間前の豪雨で被害のあった新潟県、阿賀野川上流の津川に行きました。
高校のボート部OBで、片づけのお手伝いに行こう、ということで声がかかりました。
新潟県の主要大会はすべて、ここで開催されております。
今はちょうど、岩手県で高校総体開催中で、関係者が多数そちらに行っているタイミングでありました。
漕艇場に着くと、この日は、作業も一段落であったらしく、誰もおりませんでした。
結局、作業をすることは何もなく、漕艇場を端から端まで見て、写真撮り、それを他の関係者に見せて報告することにしよう、という程度になりました。あらら・・・
それはさておき、水の勢いの凄さは十分感じられました。
ボートの揚げおろしに使用する幅20m、奥行き3mほどの船台は、水に持ち上げられて、陸の上で、ひっくり返っていました。 普段川の水面から3mほど陸に上ったところにある艇庫、これは床から2mほどのところまで水没したようです。低いところに格納していたボートは破損、1階の事務所も浸水。シャッター、ガラス戸破損、室内のコピー機も泥だらけ。
コース沿いに歩くと、ゴール地点の判定席も倒れて、数十メートル流されておりました。
水害がおさまって直後から、重機を使って泥の排除などは済んでおり、クルマで出入りはできる状態でしたが、
漕艇場としての機能を回復するには、相当時間を必要としそうです。
今後も何か機会があれば、お手伝いに行こうかと思います。
インターハイの前の週に水害に会い、大変な状況の中で、大会に向かった選手の皆さんには健闘をお祈りします。
今、甲子園で被災地代表校が話題ですが、岩手で開催中のインターハイ各種目には、水害の影響を受けた学校は
他にもあるかと思います。各選手とも ご健闘を。