12月30日。最後の出社日です。今年はカレンダーのせいもあり、また忙しかったせいで、本日まで会社に来ることになりました。まあ、今日はようやく仕事上の年賀状と身の回りの整理くらいですが。
12月中に出さないとならない重要な資料が数件あり、それらを昨日までになんとか提出しました。これらは来年提出した先から色々聞かれて対応したり、さらに、その結果判定をドキドキして聞かねばなりません。
○で当然、×なら大変なことに・・・という内容で、○でほっとするでしょうが、やった~という内容ではありません。今年は世間同様、当社の業況もなかなか厳しい中、何とか新規の取組みも始めて、結構な進捗もあり、来年も同様に期待と不安が、毎日交互にやってくる状況であろうと思います。
日本CFA協会のプログラム企画の仕事(?、ボランティアですが)も、担当が増え、新しい試みを始めて、これを軌道に乗せるため もっとproactiveに やらないとなりません。 本来怠け者だけに大変。。
しかしボランティアとは言え、引き受けた以上は責任あります。それと何とか、これも資本市場がよくなる(数値的には何ら影響力あるはずなく、制度的に、倫理的に、とか、そういう方向からですが)ための一助の一助の一助くらいになれば、というちょっと、大それた理想を実は持って モチベーションにしております。
来年の企画として、REIT,環境問題と投資、機関投資家のエンゲージメントと長期的投資、イスラム・ファイナンス、行動ファイナンス、IFRSなど 色々面白そうなテーマが既に出ているのですが、なかなか大変そうでもあります。どうなりますか。1月末には、こちらの関係でマレーシアでの会議に参加します。中国や韓国、インド、他アジア太平洋地域の協会から来る人たちと一緒に参加するのですが、圧倒されそうで、今からびくびくしております。
昨日ようやくネットで航空便について調べてみましたら、マレーシアというのは何と遠いことか。直行便で飛行時間7~8時間。安いアジア系航空会社の乗り継ぎ便は半日~1日がかりです。北米西海岸に行くのと大差なし、香港やハワイとかよりも遠いのですね。
今年は香港証券取引所ご一行のプレゼンを聞く機会がありましたが、アジアのほとんどの主要都市どこへでも4~5時間で行ける立地とアピールしていました。 香港と日本(マレーシアも)は4時間程度ですが、日本とシンガポールやクアラルンプールの間は7~8時間。しかも飛行機の便数も少ない。これじゃあ、物理的に考えればどうしてもアジア全域をカバーする拠点は香港となります。オーストラリアも重視するならシンガポールも有力。
香港やシンガポールがハブで、日本はスポークの先。地理的、世界的な経済情勢では、そうならざるを得ない要因が歴然とあります。言葉(英語)の壁もありますし。
こうした不利な点を克服して戦う鍵は・・・・ 多くの方がたくさん言われております。自分自身の定見は全然ない
んですが、長旅で何か体感して少し考えるかもしれません。