ヘラルド・トリビューンに、米国ポールソン財務長官に関する記事とヘッジ・ファンドに関する記事が。
ともに長く興味深いものでした。
ポールソン長官は、リーマンを救済しなかったことと、銀行に当初は不良債権買取による救済とし、後に欧州にならい直接資本注入に変更。それで時間をロスしたことを2大誤りと批判されているようです。これに対する本人の主張が載っていました。
政府はリーマンについては、まともな担保がなければ資金提供できなかった。銀行への直接資本注入も、その時点では法的に不可能だった。法的に求められないものはできない。その後法改正で認められたので・・・
以前の記事では、ハードワーカーで恐るべき分析力はあるが、政治的な駆け引きが不得意であると評価されていました。 経済記事の内容を超えて、個人的な性格・能力・言動など、あれやこれや言われて 新聞の表紙を飾り続ける人もなかなかいないでしょう。 オバマ氏もマケイン氏をも上回る露出。
ヘッジ・ファンド記事は、パフォーマンス悪化、解約、資金用意のためにさらなる売却。ヘッジファンド数も初めて減少へ。手数料も下がっていくであろう・・・・と 最近の一連の動きをまとめた内容。
昨日は、ちょうど、日本のヘッジファンドの方のお話を聞きましたが、やってらんねえ、もう廃業だ! と冗談半分に言っておられました。
本日は、半ドンで仕事中・・・