今週も株式市場は大変でした。今日の大雨も大変でビショビショになりました・・・


日米で親子上場(親:米、子:日)という事例はいくつかあるようですが、今週は偶然そのうち二つのグループの日本子会社のIR担当の方にお会いしました。過半数を保有する海外上場親会社を持つ日本法人の日本の株式市場における位置づけは? というのは当事者にとっても難しいテーマであるようです。


株価が暴落していく中で注目の出来事は・・・


スティール・パートナーズが江崎グリコに対して、株式持合いによる含み損失をどうするねん!と文書を送ったようです。アクティビスト・ファンドも、ソフトなスタンスに転換しつつある印象がありましたが、最近の株価暴落でかなり厳しい状況のようです。再び厳しい姿勢に転換するかもしれません。


コラムなどで紹介した、原弘産と日本ハウズイング。不動産不況の中、原弘産もかなり保有不動産の減損で厳しい決算内容。株主として厳しく監視していく、と言っていた日本ハウズイング株式も結局売却。ハウズイングはこの株式を引き受けたリロ・ホールディングスのグループに入っていくようです。


東証からは、「著しい希薄化を伴うエクイティファイナンスについて」の通知が上場会社に送られたそうです。


本日は、IR/ガバナンスジャンルのブログを通じて知り合った方と、ランチをしながらお話をしました。

初めて会ったのですが、考え方や普段の行動を多少知っている、というのは不思議な感覚でした。

リアルをバーチャルで補完、でなくバーチャルをリアルで補完、というのは不思議。

ブログ、SNS,セカンドライフとか、バーチャルの中で匿名を維持しながら、どんどん深く入っていくというのは、まあ気楽で、今日的なことかもしれません。そこにリアル体験を交えるとなると、ちょっと勇気がいる、という体験でした。


かくして今週も終わり、来週はどうなる・・・