本日は、PEファンドの方とのランチミーティングで、ホテルの最上階40階に行きました。何度も見上げていたタワーですが、登ったのは初めて。さすがの眺めでした。国会を囲むように、それぞれから国会や皇居などを見下ろす位置に、老舗ホテル三つが建っていたのだと再発見しました。
お話を伺うと、最近は、業種を絞ったPEファンドの設定が進んでいるようです。
農業系統団体スポンサーの農業ファンド、エネルギー関連ファンド、ITファンド等々。農業系統団体や総合商社など、日本の大組織がそれぞれの業種業界を盛り上げようと資金と人的リソースなどを提供するのは良いことだと思います。
純粋投資として種々の投資家の資金を預ってのPEファンド活動の先輩格の米国では、ブラックストーン、KKR、アポロなど著名、大型ファンドが大苦戦であるとの記事がバロンズにありました。政策投資的な目的が無く、純粋運用目的であれ、投資先の企業価値向上が達成されれば、関係する人たちは皆ハッピーだろうとは思います。
しかし、景気の大きな波がある中で、多くレバレッジを効かせて投資をすると、結果的には高値掴みで、大借金に苦しむというリスクもある。 その点、政策投資的な側面や、投資先との他の取引で回収できる面があるほうが、純粋に投資家としてやるよりは プレッシャーが少ないのかも知れません。