昨夜はCFA協会のセミナーで I-Oウェルスアドバイザーズの岡本社長のお話を聞きました。岡本さんは元、バークレイズ・グローバル・インベスターズ・ジャパンの社長、年金運用のプロでした。現在は個人投資家の啓蒙活動をしています。

昨日はCFA協会会員向け、いわゆる金融のプロ向けに、これからは富裕層でない、普通の個人向けの投資教育が重要である。そのためのインフラ、投資理論の構築などを金融関係者がやらないとイカンと主張されました。

賛同する意見も多い中、一方で、そうした活動にかかるコスト、普通の個人に投資教育サービスをする対価がどう回収するのか? サービスにはコストがかかる、対価が必要ということは認識してもらわないと・・・・などの意見も出ました。 富裕層向けのFAなら当然に、資産額の数%の対価を得るので、そうした考え方になります。しかし、富裕層でない普通の個人からは取れない。払ったら投資利益がなくなってしまう。そうすると、これは結局、ボランティアとか、NPOでやることなのか???  そんな意見交換がありました。  今後も定期的な議論が続けられるようで、進展に期待します。


企業が、確定給付年金から確定拠出にどんどん変えていくなら、その中で、教育コストだけは企業負担で提供しようという話になっていく。実際なっている企業もあるかと思いますが、401Kもあまり普及しているとも言えないようで。 でも面白いテーマではありますので継続注目!