授権枠拡大の総会議案に対する投資家の議決権行使基準について、質問されたので調べました。
ISS議決権行使基準
内容により判断。納得できなければ反対
・ ①拡大後の授権枠が現行の2倍を超える場合や、拡大後の授権枠に対し現在の発行済み株式数が3割未満なら対象企業を精査
・ ②その際、企業の財務、設備投資計画を点検(新株発行を伴う資金計画の具体性の有無、事業戦略上のM&Aの位置づけなど)
取締役任期(1年)等他の定款とのバランスが取れているか
企業年金連合会
授権枠について
・ 買収防衛策が目的でなく、(明確な資金使途等)具体的な説明がある場合に賛成
機関投資家の入っている企業は、やはりこうした基準を意識しているようです。
目的をきちんと説明して、理解を得れば賛成してもらえるので、怖がらず正面から堂々と、ですね。