昨日、NHKのテレビで、生産現場改善コンサルタント山田日登志さんを紹介していました。セル方式の発明者、ということです。見ていて昔聞いた話を思い出しました。
コンベア式の生産(たぶんサービス・事務も)フローからボトルネックは決して無くならない。ボトルネックは一連のプロセスの中で一番スピードの遅いパートのこと。今のボトルネックの改善に努めても、それに代わる一番遅いパートが次のボトルネックになり、全体のスピードを決定する。 セル方式だと、一人一人(または少人数のチーム)が1生産単位で、ほかの人(チーム)のスピードに左右されず、自分たちの能力・スピードに基づいて、どんどん生産していく。結果的に、チームごとに生産実績は違う。 そういうことなんですね。 生産に関わる人からすれば、当たり前のことなんでしょうが、普段あまり考えないことで、なるほど!!!と思いました。
それでも流れ作業のメリットもあるはず。 説明会の前にわっと何百部の資料セット!とかなると、仕事を分担でしてやりますよね。 臨機応変に考えてラインを組み替えてわっ!とやるのは結構効率的。 でも、毎日毎日、同じラインで同じことだけやっていると、人間としてのモチベーションが下がる。 状況に応じた適度な組み合わせなんでしょうかね~。
IRレビューを掲載しました。
http://www.irstreet.com/top/irnow/irnow20080411.pdf