2007/12期の業績予想修正が出ました。東京IPOの開示速報メールが届いたので、下方修正でなければいいが、と思いながら開くと、上方修正でした。 強い、というか固い。

アセット・マネジャーズの下方修正は、市場にネガティブなインパクトを与えたといわれます。これでダヴィンチも下方修正であると、かなりネガティブ・インパクトかと心配したわけですが、大丈夫でした。

不動産市場全体の経営環境は、どちらかと言えばネガティブ。しかし舵取り次第では利益を出せる。むしろボラティリティが大きくなり、プチ同業者/追随者が立ち行かなくなり、物件投売りであったり、不動産業上場会社の株式を安く買い占めることができる環境は、同社にとってはチャンスとも言えるのでしょう。

新興市場(ジャスダックを含む場合は古い企業も含むので、適当な用語ではないかも・・・)の企業でも、リスクコントロールをきちんとして、環境が変わっても利益が出せる経営戦略と必要なリソースを備えている企業はある!

ここは数少ない、そうした企業で、ただただ感心するのみです。


http://post.tokyoipo.com/mail/infofile.php?brand=1019&info=284474


一部業界関係者間では、熱心に議論されるが、まだ広く浸透とはいかない行動ファイナンス理論。

最近の ファイナンシャル・アナリスト・ジャーナルでは、行動ファイナンスと倫理を絡めた、なぜ、不正行為、あるいは、誤った経営判断が行われるのか?というレポートがあります。 面白いので、いずれ、メルマガ等でご紹介したいと思います。

順調に成長してきた新興企業の陥るワナ、というもの、このレポートの事例にはまるな~と読んでいます。


誤った判断を、しない仕組みが、ダヴィ社には、何かあるのか・・・・ 興味があります。