今日は六本木ヒルズで 日経IRフェアが開催中です。

日経は日経金融新聞を休刊して、週刊の日経ヴェリタスを3月から創刊します。目指すは米国の週刊誌バロンズ。バロンズの日本語版を毎週読んでいますが、1つの特長は、プロ投資家のポジション・トーク。自分の投資スタンス、投資銘柄、注目銘柄をマネージャーが語っています。日本の投資家はあまりオープンにしません。それを載せるメディアもなかったのですが、ヴェリタスはバロンズを目指すというだけあって、そうした情報もあるようです。

今日の最初の講演は、お馴染み、いちごアセットのスコットさん。スコットさんは最近よく講演をされています。本日の講演では、個別銘柄には触れず、自分の投資の考え方、日本市場全体・企業全体にはポジティブという内容でした。

今は東京IPOサービス・タクティクスなどでも、大量保有報告のチェックができますので、スコットさん始めプロの投資先も確認できますから、自ら話す必要はないかもしれません。 むしろ自分の投資のスタンスで共感を得、また日本市場は大丈夫だ! と繰り返し言っていくことのほうが 効果があると考えているかもしれません。これが今はもっとも有力なポジション・トークかもしれません。 スコットさんの投資先を自分も!と考える人は今日の聴衆からも出るかもしれません。 何よりもっと日本人が日本株を買ってほしい、というのは全く同感です。

スコットさんには、日本人のお金を預かって日本企業に投資する、オープン投信を早くやってほしいと思います。