昨日は、いちごアセットマネジメントのスコット・キャロンさんを訪ねて、インタビューしてきました。いずれメルマガ等に掲載したいと思います。今年は東京鋼鐵の件を契機に色々メディアやセミナーに参加、先日は日経新聞の交遊抄にも登場されました。それは飛躍的に知名度を高めビジネスに貢献する面もあったものの、批判を受けたり大変なこともあったようです。現在も投資先のパトライトがMBOのため、12/17までTOBの期間中。果たして応じるのかどうか?なんてことは当然聞けませんし、この関連の質問は一切しませんでした。 今回のインタビューでは、日本国、日本社会、日本人、日本の企業経営者への熱い期待を伺いました。

年初からコーポレートガバナンスに興味を持ち色々見聞きしたり、セミナーを企画したり活動してきました。しかし何もこうだ!という悟りはなし。 年も終わりに近づく、この1ヶ月で色々インプットがありました。

先月は英国のアクティビストのピーター・バトラー氏の講演を聴き、英国の正統派機関投資家の行動論理を始めて少し知りました。その後、早稲田大学上村法学部長の対談本「株式会社はどこに行くのか?」で、やはり日本および海外のガバナンス状況について少し学びました。この本は会社法・証取法などの分野の第一者がやや感情的なまでに、自分の考え方を熱く語っているので、専門外の人間にはついていけない面もあります。要再読。

また最新の商事法務の著名な藤縄弁護士の買収防衛策についてもレポートもなかなか興味深い。

そして昨日のスコットさんのインタビュー。(ちなみに英語のアクティビストには、日本的で使われているような意味合いはなく、そう呼んでほしくないなあ~とスコット氏の弁)

とても消化しきれないほど、色々脅威深いインプットが短期間に色々。これを多少なりとも整理して、まとめれば、なんとなくそうか!ということになるかもしれません。ある程度整理できたら、それを外に発信もしていかないと、とは思います。

一言でいうと、外国のやり方にとらわれず、日本国民のために、日本のやり方を追求していけばいいのだ!ということ。それは各氏のほぼ共通する意見のような気がします。