株式会社はどこへ行くのか

上村達男・金児昭 日本経済新聞出版社

二人の対談をまとめた本です。 コーポレートガバナンスの根本的な部分をじっくり語る本。読み始めたところですが、期待できそうです。来週、ガバナンス関係でアクティブ投資家にインタビューに行くので ちょうどいいタイミングでした。


サブプライムの講演からの記憶の断片

例としてシカゴのとあるストリートを上げていました。約30軒のうち6~7軒が差し押さえ、競売。

統計で半径XXXXメートル以内に1軒、差し押さえ物件があると、そのエリアの住宅価格がXX%下がるそうです。

サブプライムローンで家を手放し、そこが競売になると周辺の住宅価格低下を招く。それが新たな競売を生む。そんな悪循環も考えられるということでした。