三井不動産は帝国ホテルを傘下に。ヤマダ電機はベスト電器株を買いまして、傘下に入れるための交渉のテーブルにつくように圧力をかけていくようです。
上場ラッシュ、上場天国もおわり、景気の先行きも不透明、内部統制コストもアップ。海外からは強力な多国籍企業やファンドがやってきて、買収ターゲットを虎視眈々とねらう。
ここまでは急成長してきたものの、いっそうの成長のための大きな壁にぶつかって変調を来たした新興企業、上場企業といいならが何十年のんびりやってきた古参企業。
リストラを追え戦闘態勢を整えた大企業や成長の壁を突破した新興企業。強い会社はますます強く、弱い企業はますます厳しい状況になり、単独では生き残りができない、二極化・弱肉強食の進展。
ということでいろんな分野で上場企業の整理・統合が進んでいきそうです。 ここ数年で上場企業は増えすぎたのかも。
三井不動産は不動産とその周辺、ホテル、ヘルスケア、リゾートなどでの拡大を進めるでしょうし、ヤマダは家電に留まらず、色々な小売、それと買い物とセットの時間消費のサービス分野などにも拡大するのでは。
そうした再編過程で、傘下に入る側の企業の株主が損をしないようなM&Aがきちんと行われるように、ルール整備をいっそう進めないと。何かできるかな・・