ブルドックVSスティールの件では、地裁から最高裁までの司法判断について、いろいろな意見・解説が出ています。商事法務の最新号(9/5、NO1809)にかなり詳しく解説があります。
春先にはこちらも少し世間を賑わせた、ダルトン・インベストメンツとフジテック、日本精化のほうは両サイドから何も続報開示がありません。実は8/31に日本精化から以下の短いリリースがありました。
https://post.tokyoipo.com/member/infofile.php?brand=1061&info=244302
5/1にダルトンに出した質問状に対して8/31に回答が来ました、とのこと。元の質問状もその回答も一切開示なし。この回答が来たら90日以内に会社も回答するというのが元々の会社の意向。
こんな展開でいいのか!?どちらも真剣にやっとるのか!? カ~ッツ!という感じです。
まあ日頃から、大株主と会社間でいろいろな意見交換はあっていいと思います。そもそも、そうしたひとつの提案に過ぎないMEBO(経営陣と従業員によるバイアウト)を、大事のように開示する必要がなかったのかもしれません。 それでも大事のような扱いをしておいて(ファンド側か、面白がった新聞社だけのことだったのか)、その後音沙汰なし、というのも なんかいい加減だなと思います。