フィンテックが、外為保証金取引のエフエックス・オンライン・ジャパン(FXO)を子会社化します。
未上場会社の株式取得で代金が93億円!(50%取得)
外為保証金取引は確かに急拡大していますので、将来性は高い。しかしそれだけに将来の予想は難しいと思います。上ぶれもあるでしょうが、大手金融機関の参入も続いており、競争激化で下ぶれのリスクもあると思います。
外為保証金取引だけの収益を期待して、というよりは、FXOが既に持つ顧客(1万口座)、それと個人投資家に金融商品をネットで提供するインフラ、などを評価した部分が大きいと思います。(リリースにもそう書いてありました)。
外為保証金取引が落ち込んでも、今後開発する様々な個人向け証券化商品を売ることができればよし!ということでしょう。
個人向けの金融商品は、ますます多様化していますが、ネットでワンストップ(決済~預金~株~債券~その他デリバティブ~不動産~さらにチャット/SNS/オークション/オンラインゲーム/ポイントサービスなどなど)の使い勝手のいいサービスで、顧客をたくさん囲い込んだものが勝ち、という気はします。
その意味ではFXOのネット取引の仕組を手に入れ、それを土台に色々サービスを乗せていくだけでいい、という経営判断でしょう。フィンテックの想定ライバルはSBI(イートレ)グループか?
明日から雪の新潟へ帰省。寒そ~。 雑煮とのっぺ汁を堪能してきます。