日興の藤田ストラテジストのレポートはよく見ています。最近、週刊誌等で、藤田氏の作成して公表したレポートが、安部総裁の就任、正式な経済政策発表前に行われたインタビューを元にしており、世間への正式発表前に1アナリストに漏らした!その結果、レポートを読んだ一部上級投資家だけが、その他一般投資家より特をした! と批判されております。
恥ずかしながら中身はまだこれから読むのですが、このレポート自体は確かに8月中旬作成。日興證券のネット上のリサーチ情報のコーナーにも8月中旬から掲載しているのは、気付いておりました。これは日興證券に口座を持ち、ネット取引を申し込んでいる人は皆読めるものでした。 俺も一部、上級投資家か!? と一瞬思いましたが、まあ、そんなことはなく、何十万人のうちの1人に過ぎません。PDFファイルをダウンロードできるので、メール添付も、印刷してコピーもできます。 その点では、週刊誌はことさら、騒ぎを大きくしている感じ。
IDUはマザーズ・オークションが当初計画ほど伸びなかったが、資産売却で益出しをして帳尻を合わせた様子。外資系証券から来られた代表取締役の辞任は、引責辞任とも見えます。転出した新設子会社が、ライバル外資系証券との合弁、というのはやや皮肉な感じも。マザーズ・オークションのテレビCMはやや不可思議なものでしたが、オークション市場そのものが機能していくかどうか、の評価はまだまだ、これからでしょう。