昨日は外資系証券主催のパチンコ・パチスロセミナーに参加。

日本ゲームカード、SANKYO、セガサミーホールディングス、未上場ホール運営のガイア、フィールズの5社のトップが講演するという面白い企画で、多数の機関投資家および証券業界の人が参加しておりました。


昨年末にはホール運営のガイア、ピーアークの2社が上場申請したという日本経済新聞記事がありました。その後、関係者のお話では、今回はまだ時期早尚、ということで承認は見送りになったようです。


主催証券の業界アナリストの方の講演から

ホールの上場は、上記のようなホール運営会社の財務力と信用力の強化につながり、こうした大手はさらに積極出店、成長に拍車をかけるであろう。

さらに見逃せない点は、ホールが上場できることで、異業種の上場企業がホール運営に参入できること。

現在は、非公式に存在する取引所の(上場維持の)審査基準として、上場企業がホール運営をすることは全体ダメではないが、大きな収益を上げることを認めない。数値的には売上の1%を超えてはダメ、という基準が存在するようだ、ということでした。これがホールそのものが上場すれば、このような制約もなくなり、異業種の有力企業のホール運営参入が続くことで、パチンコ市場が拡大するであろう、という意見でした。

参入候補として、土地持ち企業、私鉄、流通業。 色々世間を騒がす、あのディスカウント・ショップ運営会社の名前を挙げていました。


このほか、今年はパチスロの規制強化に沿った新型機への入れ替え進行中。拡大してきたパチスロの人気が落ちて、パチンコに流れるのか、さほどの影響がないのか。 パチスロを再び面白くするための規制緩和を実現するための条件として、パチスロCR化が実現するかどうか、といったテーマが注目されます。