昨日はフェローテック説明会に参加。同社山村社長は父・兄とも同名の政治家でした。以下、ウィキペディアから。
山村 新治郎(やまむら しんじろう、1933年 (昭和 8年)4月28日 - 1992年 (平成 4年)4月12日 )は日本の政治家 。本名は直義。千葉県 出身。千葉県立佐原高等学校 卒業、学習院大学 法学部政治学科中退。運輸政務次官 、運輸大臣 、農林水産大臣 などを務めた。
父親、山村新治郎も同じく政治家で、第2次池田 第3次改造内閣 、第3次池田内閣で行政管理庁長官を務めた人物。
- 1964年 、31歳の時に父の後を継いで初当選。
- 1970年 、運輸政務次官を務めていた時に、よど号ハイジャック事件 が発生。当時の橋本登美三郎 運輸大臣と共にソウル に向かい、交渉の末、乗客の身代わりとして人質になり、よど号に搭乗。犯人らと共に北朝鮮 に向かう。この英雄的行動により山村新治郎の名が広く知れ渡った。(歌手春日八郎 は『身代り新治郎』を発表)
- 1983年 12月27日 成立の第2次中曽根 内閣で農林水産大臣として入閣。
- 1989年 6月3日 成立の宇野 内閣(約2ヶ月の短命内閣)で運輸大臣 を務める。
- 1992年4月12日、精神障害 を患った24歳の二女に自宅にて刺され急逝。二女は不起訴となるが、4年後に自殺 している。
同社は1980年に米国企業の日本法人として設立、1987年にMBOで独立、1996年にIPO、1999年には経営不振に陥った元親会社(米国ナスダック上場)をTOBで子会社化しています。最近はM&Aブームですが、ずっと前にこのような大胆な資本政策を実行してきた会社です。
以前、取材で米国ニューハンプシャーの子会社を訪問したことがありますが、本家米国の元親会社の創業者(ビジネス犯罪で服役中)の息子さんが幹部として働いておりました。 父が作り一旦は繁栄させた会社への愛着、これを再び発展させたい、という思いもあったようです。 山村社長自身も長く滞在した米国ボストン周辺には強い愛着があるようです。
昨日の説明会ではこれまでの歴史も振り返り、そこから今後の成長ストーリーを展開していました。
企業の成長の裏には色々な歴史があるものです。