昨日の朝TOB価格は5千円割れでは?と書きましたが、なんと7900円。1ヶ月間の終値平均に71%のプレミアムでした。

第三者からの対抗的なTOBを許さず、また結果的に上場廃止になっても構わず、全株買い付けする(=三共に手残り株は発生しない)、という強い決意に基づくTOBでした。

昨日の午前中は和光堂の株価は5600円くらいで推移していたので、チャンスでした。

このブログを見たせいで!という人はいないでしょうが(いらっしゃったらご免なさい!)、皆 そんなに高い価格になるとは予想しなかったんでしょう。 支配権移動のプレミアムも含んで 高い価格になるのが本来あるべき姿なのでしょう。



阪急の阪神に対するTOB価格は時価よりも低くなるのでは、というもっぱらの話。

売切ってしまいたい(?)とされる村上さんも、多少低くても他に買い手もいないし、承知するのでしょうか。

こちらについては、和光堂の件とは反対に、村上さんは自分で責任を取りたくない阪神の支配権を、 阪急に引き受けてもらうために、プレミアムでなく、ディスカウントして差し出す、ということでしょうか。