業績好調のコロワイドが優先株式を発行。優先株はこれまで業績不振企業がスポンサーに出すイメージがありましたが、好調な企業の調達手段としても使われていくのでしょう。


企業側は公募増資による株価下落、特に1ヶ月くらいの公募の手続き中の相場変動リスクを嫌います。MSCB,新株予約権、優先株など、すべて条件を決めて発表なので、そうしたリスクがないです。こうした手法が増え、公募は使われなくなるのかも。しかしリスクは知らずに買った一般投資家が抱えているともいえるが。優先株は自己資本なので転換社債より企業にとってはベター。しかし金利は1.5%なのでユーロ円CBなどよりは高い。


今回の特徴は割当先が、日本トラスティサービス信託の信託口であること。その先の機関投資家はわかりません。 このやり方も増えそう。