東洋水産



映画「燃ゆるとき」を観ました。高杉良の「エクセレントカンパニー」が原作。東洋水産の米国でのカップ面拡販の物語。

個人的には映画は◎。 やや涙腺ゆるむ、という作品でした。短い時間にやや過剰な演出もありますが、30代以上のビジネスマンは、自分と重ねて感じる面もあるのでは。


私もマルチャンカップ麺を米国で何度も食べたので懐かしく、また主要登場人物が自分と同じ苗字でやや気恥ずかしかったです。


映画は80~90年代前半、米国子会社の買収危機という話も出てきます。その後順調に業績は伸びたようですが、ここへきて日本の食品メーカーは本体が米系ファンドのターゲットという状況。確かに割安かなと思います。


経営者の考え方、会社の理念、そうしたものはやはり大事で、それがしっかりしているエクセレント・カンパニーで働きたい、作りたい、あるいはそこに投資したい、と思います。 お客さん、従業員、取引先、株主、それら信じてくれる人を守りたい、という会社に投資したい。 株主第一は信用できん。