ドンキ 1/3を取れず! 日経記事。 会社から正式発表がないのでリーク記事ですね。 これに限らず、日経にだけは先に話していいと思ってる会社が多い。日経に話して記事になることが開示・公表だと思ってる経営者もいます。
ともあれTOB不成立。ドンキのTOB発表からイオンの登場までの間、株価は2700円以下で、TOB価格2800円に届きませんでした。 株主はホワイトナイト登場を予想していたか、 ドンキ傘下のオリジンには期待できないので応じなかったか、反対にドンキ傘下でもっと株価が上がるので売るのはもったいないと考えたか。
ドンキTOBだけなら上場は維持されるので、慌てて売る必要もなかった。
しかしイオンの登場で2社合計で75%以上で上場廃止が現実的になり、TOBに応じる人も増えて株価はイオンTOB価格3100円前後で推移、となったのでしょうか。
上場を維持するTOBの場合(取得株数は少ない)、
TOB価格は魅力的でなく、応じるのは握っている大株主だけ。
上場を廃止するほどたくさん買うTOBの場合、
TOB価格は魅力的、みんな応じる。
今回ドンキの価格は魅力的だったが、取得株数は少なめ、上場は維持の前提でした。
最初に希望分は全て買う、上場廃止になってもOKといえば、慌てて売る人も出て、1/3取れたかも。