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この世に不要な人なんていない。
過去あんな取り返しのつかない目に合わされたとか傷つけられたとか、もう二度と会いたくない人もいるでしょう。

それでもその人のことを、いなくなれと願うとあなたが幸せになることへの障害となります。あなたがいなくなれと思ったその人にも深い悲しみ苦しみがあります。それに気がついた時恨んだ自分の心の冷たさ重さで幸せとは反対の方向へと沈んでしまうから幸せになることを拒むようになってしまうのです。その人を恨むことなく幸せや栄転を願うほうがずっと廻りがいいです。

あなたやまわりを苦しめるその悲しいできごとは、単純なものもあればいつから生まれて重なり積もったか分からない実態があるかどうかも分からない複雑さをも含んだ有形無形の禍事(まがごと)です。そしてそれは皆がより良い未来を模索した努力の傍らにできてしまった禍事なので毎日こう考えましょう。
皆が頑張った傍らに生まれてしまった禍事罪穢れ(まがごとつみけがれ)をどうか祓い清めてください。
自分が苦しみ憎しみや罪悪感など負の中にいる時こそまずは自分からこの祝詞をまごころをこめて奏上しましょう。

天津祝詞
高天原(たかあまのはら)に    神留坐(かむづまりま)す
神漏岐(かむろぎ)  神漏美(かむろみ)の  命以(みことも)ちて
皇親神伊邪那岐(すめみおやかむいざなぎ)の 大神(おほかみ)
筑紫(つくし)  日向(ひむか)の  橘(たちばな)の  小門(をど)の  阿波岐原(あはぎはら)に
禊祓(みそぎはら)ひ 給(たま)ふ 時(とき)に  生坐(あれま)せる  祓戸(はらへど)の 大神等(おほかみたち)
諸々禍事罪穢(もろもろまがことつみけがれ)を  祓(はら)へ 給(たま)ひ  清(きよ)め 給(たま)ふと  申(まを)す 事(こと)の 由(よし)を
天(あま)つ 神(かみ)  地(くに)つ 神(かみ)  八百万神等共(やほよろづのかみたちとも)に  聞食(きこしめ)せと  畏(かしこ)み 畏(かしこ)みも 白(まを)す

私たちが気づいていなくても存在する、だれひとり取り残すことなく救おうとしている神様のお手伝いをさせてくださいと願いを発すると、何気なく送っていた日々は全てが神様の仕組みの中に組み込まれて転換され功徳となっていきます。
お手伝いをつづけるうち、ひとつひとつ氷が溶けるように。重くのしかかる塊が最後の砂粒となり消えていくように。やがて大丈夫になっていきます。
心身を祓い清めてお手伝いをすることの許可を得るところから始めましょう。

私たちはひとりではありません。離れる時もあれば近づく時もあります。
過去は今の副産物で変わりませんが、今と未来は変化していくものです。
過去の悲しい脚本も書き直す時が来ました。あなたがこれから生きる未来は過去の出来事が支配できるものではありません。いつか深い学びと進化を経て感謝と慈愛の気持ちで接する日が来るでしょう。

そして少なくともご縁があってこの記事を読んだ皆さんは死後、最も冷たい地獄へは行かないでしょう。
ただ今を大切に生きていきましょう。


ここに生まれてくる前に誓った天命(テーマ)をもって生まれ、天から与えられた寿命が尽きるまで生き、またあの世で修行をし、また生まれ、私たちは自分たちの魂を磨き続けてきました。
そしてこちらが意識しようとしまいと、たくさんの修行と功徳を積み守護神(霊)となることを許可されたご先祖さまたちが子孫である私たちひとりひとりにつきっきりで休まず守り導いてくれています。
そのことに気づいたら、こちらから先に感謝の言葉を真心込めてかけましょう。ちょっと休んでいた守護霊さまも元気になられて真逆へと引っ張る力に負けずに生きていけるでしょう。今世を生き抜いたその先の将来、守護霊や守護神となりどこか自分に似ている子どもたちを守ることが出来るのはあなたかもしれません。
深刻にならずにただ今を大切に生きていきましょう。
大神様とご先祖さまに感謝と守護と繁栄を願い、より良い人生を。