只今、午前7時。今帰ってきました
昨日は愛知県のお客様への挨拶回り。
7時頃、自宅を出て愛知県に入ったのは11時頃。
まず、1件目は中川区のお客様へ。
愛知県ではトヨタ自動車の仕事をしている所が多いが、この会社は出来る限り、自動車関係は避けているとの事だった。
当社も同じく、自動車関係の仕事はその特性から、出来る限り避けている。
久しぶりに担当の方とお会いできたので、嬉しかった。
驚いたのは、ガーナ人の方が働いておられたこと。
僕自身が最近興味あるのは、これから伸びてくる国の外国人の受入れ。
採用と言う形ではなく、いずれは国に技術を持って帰る人への指導を行ってみるのも面白いと思っている。
その者が帰国した後、そこの国へのパイプも出来る。
すぐには難しいが、検討はしてみたいと思う。
2件目は西尾市。
名古屋市からは1時間半ほどかかる。
この会社は僕が一番注目している会社。
ここの後継者の方の考え方がとても面白い。
現在、40名ほどの会社で昨年には中国に工場も設立し、一昨年には本社工場を移転、かなり面積を拡大している。
面白いのはこの会社の先見性。
この中国法人設立の為に数年前から、中国人の方を役員として招いている。
色々と話したが、要点を書き出すと以下の点。
①出来る限り、早い上場を目指している。
②5段階の成果報酬に繋がる社内ランクを設定している。
③現場の人でも社内ランクの高い人は年収1千万円を超えている。
④本社前に更に1000坪の土地を購入し、新工場を建てることが決定。
⑤製造業だけではなく、社内ベンチャーなどで新規事業にも積極的に参入する。
⑥この後継者の方はこの会社の社長にはならない。
⑦外国人の従業員が多い
この6点だけ見ても、かなり驚き!!
まず、①の上場への動きとしては3カ年計画を経て、有限実行するのみとのこと。
②については当社も採用しているが、内容がおもしろい!③にも繋がる話だが、社内ランクの低い時期は他の会社より給与レベルが低く設定し、上のランクは他の会社よりもかなり高いレベルで設定している。
この社内ランクの設定も僕の考え方と非常に近いのは技術だけでは真ん中のレベルまで。それより上がるには「マネジメント能力」が評価対象になる。
これは当然の話で、一人の力で出来る事は限界がある。営業職でもどんな仕事でも同じだが、当然自分の売上以上に会社は給与を払えない。自分の力以上の結果を求めると、他人を管理できるようになっていかなければならない。
逆に言えば、マネジメント能力を高めると、自分一人の力以上の結果を出せる。
僕自身も社内ではマネジメント能力に繋がる事を指導している。
「人に教えるとしたが、その事ってど教えるの?」「そういうことをしていて、後輩は君の事をどう見るの?」
入り口としては基本的なことからだが、方向性としては必ずマネジメントに繋がるように指導している。
今は厳しくても、それが一番本人の為になるし、その方向性で新入社員の時から教える会社は、少ないのが現実だと思う。
⑥が一番驚いたが、この方は社員に「頑張ってここの社長になるくらい、仕事をしてみろ」と言っているとの事。
現実、ここの副社長は入社後2年で就任しているらしい。
⑦については「国籍では差別せずに、仕事の能力で差別する」が印象的な言葉だった。
その他、面白い話としてはマネージャー以上はビリヤードが必須能力で、社内にビリーヤードをする部屋をつくり、時間的制約を設定していないマネージャー以上の方は就業時間中でもビリヤードをするとの事。
それは日本のゴルフと同じように社交の場として、台湾ではビリヤードをするらしいです。
最後に工場見学をしたが、日本での加工はいずれ主力にはならない予定で中国のモデル工場としての役割が大きいとの事でかなり整然とされていた。
ここを出たのが既に夕方になっていたので、晩御飯は名古屋で食べようと思い、どうせ食べるならこの地域ならではの食事をしたいと思い、名古屋在住の妻の姉と食事をした。
相手が仕事を終えてからだったので、21時に待合わせ。
栄のLACHICで食事。
味噌カツの『矢場トン』で食事。
出たのが23時過ぎ。
帰りの高速は横風がきつく、パーキングエリアで休憩。
風が治まってから、帰るとこの時間になりました。