今日はお客様S社の物流センター見学。
13時45分からだったので、午前中1台セットを終える。
昼に社員一人と出発し、集合場所の大阪市中央図書館に到着。
見学が始まり、製品を自動で入出庫する機械などを見て感動!
物流の仕事の経験がある僕でも見たことのないシステムだった。
帰社後、指導しながらのセット1台。
最近結構悩んでいるのが、センス(感性)とマニュアル化できない程の基本的な事をどうやって徹底するかという事。
昨日、今日でもそういったケースがあり、ここの伝え方が今後は課題やな~って実感。
本来、理解しているはずの事を指摘したり、感性で応用をきかせてほしい事があったり。
こういう時にはこうするっていう対処方法も実戦になればなるほど複雑化してくる。
こればっかりはマニュアルでは対応できない。
センスを伝える事が一番難しく、センスは人によって吸収する量が違う。
しかも、この仕事で一番重要なのはセンス。
でも、出来る限り、ベストを伝えたい。
これは相手の受け方にもよってくる。
この『センス』は積極的に欲する人にのみ伝える事が出来る(聞く姿勢、理解能力etc.)。
『センス』を身につけることが技術者として一人前になるという事。
マニュアルで書ける事は『センス』ではない。
社員の皆、自分の為にMN以上のセンスを吸収するように心掛けてください。
それと基本的な事が出来て、一人前になるスタート地点に立つという事も意識して、「ここで手を抜いても・・・」と思う気持ちを律する仕事へのこだわりを持とう。
上から見ていると、この人は丁寧、この人は手を抜いているという事や、また得手不得手も一目瞭然。
見られているからという訳ではなく、『自分の為』に、自分で自分を頑張っていると評価できるように頑張ろう!
若い内の苦労の量は、必ず年数を経ての自分の足場固めに比例します。
早く帰宅しても、会社で時間が空いても、出来る事はたくさんある。
これからの時代、若い内に『余裕をもった仕事』などありえない。
そういう人は逆に歳をとってから、余裕がなくなる時代でもある。
能動的に仕事を探して、自分のものにしよう。
仕事は与えられる者ではなく、自分から手にするもの。
僕自身もISO終了後、来年の当社の資料作りにかかっている。
来年は展示会もあります。
同じ技術者が集まった時に卑屈にならないような自分の武器がセンスです。