今日は色々会った一日。
どちらかといえば、悪い事が多かった。
書類が多かったので、早めに会社を出た。
帰宅途中に前を横切った車に目がいった。
その車は最終型の「セリカXX」
昭和55年~60年頃の車だが、僕が最初に好きになった車。
言ってみれば、僕の最初の物欲。
高校の間、徹夜でバイトをして、高校3年の時にその後継車種にあたるスープラを購入した。
高3に400万円の車は凄く雲の上だったが、何としても欲しかった。
当時は凄く目立ったし、周りからも絶賛された。
購入した当時はスープラはモデルチェンジのタイミングだったが、父親に手伝ってもらい、敢えてその「セリカXX」のスタイルを踏襲している旧型の方の新車を全国のトヨタから探したくらい。
幸い、兵庫県に一台残っていて、購入に至ったが、280馬力というパワーは10年前後、各メーカーが自主規制という形で頂点のパワーだった。
小学校低学年の頃に好きになった車を10年後にその後継車種を手に入れた。
10年越しの目標だった。
これが当時の車と全く同じ車です
小学校の頃から365日×18歳までの年を掛けて、「後何日で車に乗れる」と数えたものだった。
当時はマニュアル車しか、一生乗らないと言っていたが、車の好みも随分と変わった。
でも、自分の力で手に入れたいという物欲は今も大事だと思っているし、それが仕事へのモチベーションになっている。
仕事を人並み以上に頑張っている人はそういったモチベーションを必ず持っている。
帰宅前に原付で通勤している社員に
「言うてる間に車での通勤やな」と声を掛けた。
「はい」と言った社員、今年は「欲を持って頑張ります」との事だった。
彼は次の技能ランクまでもう少し。
当社は技能ランクは定期昇給以上に上がるようにしている。
それ以上にもっと上のランクに繋がる道でもある。
今のランクを修了しなければ、次の次のランクに進まないのだから。
是非とも頑張って欲しいものです。