「宇宙戦艦ヤマト2199」公式サイト
昭和49年(西暦1974年)に放送されたテレビアニメ「宇宙戦艦ヤマト」、当時小学生だった私は、再放送で夢中になった。日本のアニメ史上に残る名作であろう。ちなみに将来は森雪みたいな女性と結婚したいな~もやもや~と夢想していたな(ははは)。
あのイスカンダルへの旅が、現代の水準で再びアニメ化される…期待と同時に一抹の不安も感じられた。「さらば宇宙戦艦ヤマト」以降の続編は、誤解を恐れずにいえば好みが大きく分かれる作品だ。また21世紀になってからの劇場版新作も、きれいなコンピューターグラフィックスで描かれたヤマトやら何やらが見られたのは良かったがーと、いささか物足りなさを感じてしまった。
とはいえ、あの第一作を安定した作画で見たい(オリジナルも結構味わいはあるけど、正直つらいところもある)とか、ストーリーや科学的な考証をもう少し本格的にしてほしいという念願が叶いそうなリメイクが、いよいよ実現したのだ。
オリジナルの声優陣は鬼籍に入られた方もいるので、キャスト変更は余儀なくされた。その他新キャラクターが登場し、いくつか設定が修正や変更された。予告編がネットで公開された時は懐かしさや興奮は半分、残りは評価保留と慎重になった。
第一章の感想としては一部不満を除けば、今後は期待が持てそうというところだった。個人的にはリメイク版コスモゼロと新設定のコスモファルコン(ヤマトの艦載機)が気に入った。劇場で先行販売されたブルーレイディスクやDVDは購入を見合わせたものの、その後禁断症状に耐えきれずに店頭で発売日に入手してしまった。
残念ながら現時点では昔のような世間の盛り上がりには欠けている。だが第一作がそうであったように、徐々に人気が高まるのでは、とも願っている。
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