2019.10.20

昨日、預かり犬のモカを無事に里親さんのもとへ届けてきました。

最後に4ショット

記念の唯一の一枚。嬉しいな

モカが我が家に来たのは6月16日。

それから4ヶ月、季節は春から秋へ。

あっという間でした。

うちに来る時の最初の一枚。

最初は私にべったりで離れなくて…
でもすぐにみなとと仲良くなって、いつもそばにいてくれました。

みなともまだ幼いなぁ

こうして見ると時間の流れを感じますね。

みなとはまだ今みたいにタッチやあんよもできなかったから、モカにしがみついてタッチしたりしていて…

毛を引っ張られたりしていたのに、それでも嫌がらずにじっとやらせてくれていた。

こらこら…

寝ている時も足元で見守り隊

ちょっと乗ってるよね？（笑）

こうして振り返っても、モカは本当にいつもみなとのそばにいてくれたんだなぁ

本当に優しくて良い子だったモカ。

まだ一歳なのに落ち着いている子だなぁ、と思っていたらとんでもない（笑）

3ヶ月経った頃から本領発揮してきました

みなとのオモチャも何個も壊されたり、ペットシートを食い破ったり、ゴミをぶちまけられたり

そしてみなととはオモチャの取り合いをして泣かしたり（笑）ケンカするほど仲が良いってね

そこには本来の一歳らしいヤンチャで甘えん坊なモカがいました

お届けの前日、しっかりシャンプーして綺麗にしました

お届けの車の中で

甘えん坊で寂しがり屋のモカ。

新しいお家とご家族にどんな反応を示すかと思ったら、こちらが拍子抜けするくらいすんなりとその状況を受け入れた様子でした。

どう頑張っても私は預かりの母。

心から「モカを家族に！」と思って全面的に歓迎してくれている里親さんには敵わないのです。

新しいママさん、うちに会いに来てくれた時には怖がって近寄りもしなかったのに、新しいお家ではすぐに懐いてお家にも馴染んでいました。

私たちが去った後にキュンキュン鳴くかと心配していたけれど、それも大丈夫なようでした。

さすがに外はずっと気にしていたみたいです。

モカ、きっとここが自分の居場所だと分かっているかのようでした。

翌朝、里親さんから送られてきた写真や動画には、リラックスした様子で寝ているモカ。

それと家の中の勝手をもうずっと前から知っているかのように軽やかな階段を上がっていく姿。

自分の家って分かってるんだね。

本当に安心しました。

モカはここで幸せになれる。

今まで人間の都合で親兄弟と離され、いろんなところに連れて行かれたけれど、それももう終わり。

怖い思いをたくさんさせてごめんね。

それでも人を好きでいてくれてありがとう。

里親さんからは毎日のようにモカの様子が送られてきます。

穏やかな顔をしているね。良かった。

じきに写真も送られて来なくなるでしょう。

それで良いのです。

我が家はいうと…

ぽっかり空いたモカのケージ。

さすがに実感がわいて少し涙が出てきました。

貼ってある名前、モカと一緒に持っていこうと思って忘れちゃった…

今度送ろう。

数日後、夫がケージを片付けてくれました。

なぜか名前はそのまま…（笑）

たった4ヶ月なのに床が変色

一番ホッとしているのはこの方。

めいもよく頑張った！！

たくさん我慢したからか、なんとなく少し落ち着いて大人になった気がします（笑）

今は存分に甘えてきます

今までずっと犬を飼ってきて、お別れの時は永遠のサヨナラの時でした。

悲しい悲しい「サヨナラ」ではなく、笑顔になれる「またね！」と言ってお別れできることが新しい感覚でした。

モカが私の預かり犬第一号で良かった。

この子の事は一生忘れないでしょう。

何度でも言いたい。

モカ、大好きだよ。幸せになってね！！

モカ、またね！！

最後になりましたが、こんなボランティアの形があるということ、たくさんの方に知っていただけたら嬉しいです。

今も全国で新しい家族を待っている子たちがいます。

収容された子を引き出し、預かりながら新しい家族を探せたらひとつの命が助かります。

ボランティアに興味のある方がいたらご紹介します。

何かやってみたいけど何からやっていいかわからない、という方もご相談に乗ります。

犬が飼えなかったりお世話ができないという方も、搬送のお手伝いなどしていただけたら助かります。

良かったらご連絡ください。

mail.w.phoenix@gmail.com

しほ