今日から37週、正期産の時期に入りました!
そして引っ越して1ヶ月と数日が経ちました

まだ荷物片付いてない!!

産まれて来る前に片付けなきゃ

と、ずっと思っているのになかなか進まないこの1ヶ月でした

さて。
2018.07.20
この日は妊娠36週、16回目の妊婦健診を受けてきました♪
太陽が眩しい

この日は尿検査と基本的な健診、エコーを見て脈を測り、お産時のリハーサルをしました。
呼吸や体制など助産師さんから詳しく教えてもらいました。
この産院、なんと産前に一度、整体がサービスでついてくるんです!

なのでこの日の健診の後に予約をしていました♪
女性の鍼灸師の先生が姿勢をチェックして、体の不具合に合わせて施術してくれました。
整体だけかと思いきや、鍼やお灸もしてくださり、とっても気持ち良かったです

少し前まで風邪をひいていたので背中を温めて、足のめぐりが悪くなっていたので鍼とお灸で流れを良くしてもらいました。
最高のひと時でした〜

さらに出産後、入院中にも産後の整体がついてくるので今から楽しみです

こんなサービスがあるのも助産院ならではですよね!
そうそう。
私は病院ではなく『助産院』で出産をする予定です。
場所は車で家から約30分。
人里から少し離れた自然の中の一軒家のような佇まいです

出来る限り医療ケアを省いた自然な状態でのフリースタイルでのお産。
色々考え、それが私たちらしい、とそこに決めました。
夫は出産に立ち会う為に今日からかなり仕事をセーブしてくれているので、私の陣痛が始まったら一緒に泊まり込みます。
お産をするお部屋は和室で、出産時はフリースタイルなので四つん這いだったり、立っても良いし、横向きでも仰向けでもビーズクッションにうつ伏せにもたれても何でもOK

夫に抱っこしてもらったり、しがみついたり、という方法もあるそうです。
…が、その時はバカ力になったり引っかかれたり、旦那さんも大変みたい(笑)
直前までトイレにこもる方もいるようです

その時に楽な姿勢、いきみやすい姿勢を自分で探していきます。
明かりや音楽、香りも希望に合わせてくれます。
私は少し薄暗くしてもらい、お香を焚いてもらって、何かその時の気分で好きな音楽をかけてもらう予定です

そんな余裕があるか分からないけど



出産時はずっとつきっきりで助産師さんがそばにいてくれて、他に誰が立ち会ってもOK!
さすがに自分の両親とかはこっぱずかしいから私は夫だけですが(笑)
一応、「立ち会う?」と父に聞いたら「え〜、ヤダ!」と言われました(笑)
上の兄弟姉妹がいるご家族は、子供たちもみんなでお産に立ち会う事が多いようです

命の誕生の瞬間を経験する。
それって子供たちにとっても素晴らしい経験ではないかな、と思います

そんなビデオを見せてもらいましたが、お姉ちゃんがお母さんの手を握って泣きながら応援していて感動的でしたよ〜

出産後、赤ちゃんとお母さんはもちろん数日間入院しますが、希望をすれば同室にお父さんも泊まれます。(お父さん以外でも誰でも
)

出産後の入院はこのお部屋を希望しています

食事は助産師さんが栄養を考えた手作りの和食が出され、家族も一緒にいただく事ができます。
持ち込みもOK

助産院は病院に比べてかなり自由です

私にとってはかなり魅力的です

ただ、リスクもあります。
助産院にはお医者様がいなくて助産師さんだけなので、医療的ケアは出来ません。
必ず提携している設備の整った病院があり、出産時に何かあればそこに搬送される事になります。
なるべくそうならないように、日頃から生活に気をつけて健康な妊婦でいることが求められます。
でも何があるか分からないのが出産なので、こればかりは自分でもどうしようもない領域なのですが

それまでには何度か決められた週に病院に行き、血液検査や諸々の精密検査を受け、異常がない場合だけ助産院での出産が許可されます。
だからここまで無事にこれるかが私たちにとって大きな分かれ目でした。
逆子や双子ちゃんなどもダメだし、高血圧だったり、あまりにもひどい貧血だったり、早産ももちろんNG。
過去に子宮筋腫など婦人科系の手術をしていたり、帝王切開をしていてもダメです。
お母さんが高齢出産の場合も基本NGなのですが、最近は出産年齢が上がってきているので健康な妊婦さんであれば40歳くらいまでは大丈夫、と言われて当初安心しました。
その辺りは助産院によって多少考えの違いはあるようです。
要は「健康な妊婦さんと普通の赤ちゃん」だけが助産院での出産を許されます。
先々週の35週15回目の妊婦健診は大きな総合病院での健診でした。
引越し後、初めて訪れる総合病院。
なんと6ヶ所目の病院(産院)!

産院ジプシーのわたし(笑)
なぜこんなにたくさんの産院を渡り歩いたかについては、また別記事で書きたいと思います

その日は夫が仕事だったので、父が車で連れて行ってくれました。
総合病院らしく、10:30に行って終わったのが15:30…

お昼ご飯も食べられず、途中で父が気を利かせて病院併設のコンビニで買ってきてくれた飲み物とサンドイッチを分けながら、待合室で食べてしのぎました。
その後、帰り道のファミレスでちゃんとした食事が出来たのは17:00頃でした。
もう夕ご飯だよ〜

色々事情もあるのでしょうが、予約をしているのにこれだけ時間がかかるのってどうにかならないものでしょうか…
この時は風邪をひいていたのもあって、かなりしんどかったです

余計、具合が悪くなってしまった気がしました

病院では血液検査、尿検査のほかにスクリーニング検査というエコーでの精密検査があり、ドクターが赤ちゃんに異常がないかひとつひとつ細かく丁寧に確認してくれて、何も問題がなかったので安心です。
そう。この結果によっては、助産院でお産が出来ない…という事になってしまうのでちょっとドキドキでした

前回の血液検査でヘモグロビンが足りなくて貧血と診断され鉄剤を処方されましたが、今回数値は少し上がっていました

でもまだ基準値より少し低い、という事で、鉄剤より少し弱めの鉄分シロップが処方されました。
エコー検査している時はお腹の中の赤ちゃんは動きまくっていて、ドクターはかなり苦労していました

調べようとする場所を次々と隠したりしていたようです(笑)
思わず苦笑するドクターと助産師さん。
赤ちゃんが動いた一瞬の隙を狙って、
「きた!!はい、◯◯オッケー!!」
というやり取りが繰り返され、通常よりかなり時間がかかったようです

お手数おかけしましたm(_ _)m
そしてまだ全部の検査結果は出ていないのですが、スクリーニング検査の様子からすると異常はなく、希望する助産院でお産しても大丈夫なようです

あとはちゃんと正産期の間(37週〜41週)に産まれてくれれば大丈夫!
42週を過ぎると『過産期』となり、助産院では産めなくなってしまいます

それまでに出てきてね〜

人により考え方はそれぞれあるので、どこで産むかはその人(家族)次第です

何度か書いていますが、助産院は医療ケアができないので「何かあったらどうするの?」と思われる方も多いと思いますし、特に私たちの親世代は心配して反対する方もいるかもしれません。
私の場合は夫が同じ価値観で自然なスタイルに強く共感してくれたし、両親も「あなたたちが好きなところで産めば良い」と言ってくれたので、あとは自分と赤ちゃんの健康状態次第でした。
それは本当に有難いと思います

ただ、出産の瞬間までは何があるか分からず、お産の途中で救急搬送されることもあります。
出産後、赤ちゃんや母体の様子がおかしくても運ばれます。
その場合はやはり1つの建物の中に全てが揃っている総合病院に最初からいるよりは時間もかかるのでリスクは高まるのでしょう。
そのリスクを受け入れられるかどうか。
だいたい助産院で産む方は病院で出産の経験を積んで、3人目のお子さんは助産院で…という方が多いようです。
やっぱり最初は「何かあったらどうしよう」という気持ちが強いようですね。
だから最初に助産院に見学に行った時、
「初産で助産院を選ぶ人は珍しい!
」

と、助産師さんに驚かれました(笑)
こういう度胸だけはある私です

助産院で産むという選択はメリットもデメリットもあると思います。
でもそれは病院でも同じかな。
病院も色々ありますもんね。
私は白い煌々と明るい分娩室で分娩台の上で足を長時間固定されて産むよりは、自由でいられる方がイメージできたから。
あとは自分と赤ちゃんが持つ自然の力、流れに任せます。
自宅出産も考えたんですけどね〜
さすがに初回からそれはやり過ぎかな、と(笑)
めいちゃん
いるし。

そもそも引っ越し荷物片付いてないし!(ここに戻る。笑)
そんなわけで私は『助産院で産む』という選択をしました

私は友人に教えてもらい、その選択を知れて本当に良かったと思うので、もし今の妊婦さんや、これから赤ちゃんが欲しいと思っている方のひとつの参考になればと思います

どっちが良いとか悪いとかはありませんから、どの選択をしてもその家族が幸せならそれがベストですよね

助産院が気になった方は是非近くの産院を調べて見学だけでも行ってみてくださいね♪
例えそこを選ばなくても、実際に足を運んでその場の空気に触れる事は比較する要素になりますし、新しい発見に繋がるかもしれません

必ずしも最初に行った病院で産まなくてはいけない、ということではないのですから

私は結婚式場を探す感覚で、時には夫とのデートを楽しみながらいくつか見学に行きました

では、今日はここまで!
今回は『助産院』について書きました♪
長文をお読みくださり、ありがとうございました

大塚しほ
