子育てにも人づきあいはつきものです


子どもの親同士のおつきあい

ご近所づきあい

幼稚園や学校での保護者のおつきあい

など



あの人とは何だかソリが合わないな・・・

人と会うのが面倒になってしまう・・・

どうして人づきあいがうまくできないのかと、自分が嫌になる・・・



榎本博明先生の子育て講演でも、

人づきあいに悩んでいるお母さんの声をたくさんお聞きします。



子どもを人づきあいの上手な子に育てるには、

まず、親が自分自身の人間関係力を見直すことが必要になってきます。



そのための一歩として、

自分の性格ついて、もっとよく知ることからはじめましょう。



人づきあいに気を遣って疲れて仕方がない

という人がいるかと思えば、

人づきあいが全く気にならず、むしろ楽しくて仕方がない

という人もいます。



これは、「社交性」が高いか低いかによっています。



社交的な性格の人

だれにでもすぐに話しかけ、打ち解けて、すぐに友だちになることができます。



社交性の低い人

知り合いを見つけても、

「どうやって声をかけようか」とか

「今、話しかけたら、迷惑かも知れない」

などど、いろいろ考えてしまい、声をかけられなかったり、

話しているときも、

「こんなこと言ったら、変だと思われるかな」とか

話が途切れると、

「何か話さなくちゃ」と焦ったりして、

疲れてしまいます。



社交性が低いタイプの人は、

自分の人間関係力の低さに自己嫌悪を感じがちです。

でも、日本人には、社交が苦手な人の方が多いので、

自分だけがダメと思う必要はまったくありません。



榎本先生が大阪市の依頼で行った親に対する調査では、

「人の輪に入っていくのが苦手だ」に対して、

「あてはまらない」「ややあてはまらない」と答えた親は、41パーセントと、

半数以下にとどまっています。



大切なのは、

委縮せずに、自分の性格をじっくり見つめてみて、

良いところを活かす工夫をしてみることです。


社交的な人は、一緒に打ち解けて話せたらいいなと思っているかもしれません。



社交的な人は、

人づきあいが上手で、本人も楽しいし、人からも羨ましがられることと思います。

でも、一度自分の人との付き合い方に対して、振り返ってみましょう。

もしかしたら、あなた自身は気軽な気持ちでも、

相手に気を遣わせていることがあるかも知れません。



お互いに相手を思いやる気持ちをもって、
気持ちよくお付き合いできるように工夫してみましょう。




次回も、性格の話です。



この記事は、榎本博明著「『PHP4月増刊号くらしらくーる♪』特別企画 性格と人づきあい~心地よい関係が築ける人にはワケがある!」を参考にしました















PHP『のびのび子育て』5月号に 榎本博明博士の原稿が掲載されています。


いま、心の不安定な子が増えている

   「あなたの愛が“不動心”をつくる!」


最近、

思い通りにならないとすぐに泣いたり怒ったりする子

うまくできないとひどく落ち込む子

が増えています。


最近の子どもたちを見て気になることとして。

最も多くの幼稚園教諭があげたのは、

「忍耐力のない子」が目立つことでした。


一方、親子関係を見ていてとくに気になるのは、

「過度に世話を焼く親」と

「甘やかす親」

が目立つことでした。


子どもの忍耐力の欠如は、親の過保護や甘やかしとセットになっているようです。


人生は思い通りにならないことの連続です。

そこをタフに生き向く力が必要です。


今、求められるのは、

「諦めない心」や

「我慢する心」を育てることではないでしょうか。


PHP『のびのび子育て』2012.5月号 「あなたの愛が“不動心”をつくる!」榎本博明 導入部分より抜粋



榎本博明博士は、本文の中で、

子どもが社会で力強く生きていくために、親が心がけることとして、

以下の3つの条件を挙げています。


* * * * * * * * * * * *


「生き抜く力」をつける3つの条件


1、楽観的なものの見方を身につける

2.挫折経験のチャンスを奪わない

3.わが子の力を信じる


* * * * * * * * * * * *


どれも、親自身の覚悟が要ることばかりですね。。


たとえば、日常でこんなことありませんか?


つい愚痴ばかりいってしまう

  →親が心配性だと、子どもも不安の強い子になってしまいます。

    「大丈夫、何とかなる」とどーんと構えているほど、

    子どもも失敗に強い子になります


子どもの行動がもどかしくて、ついとりあげてしまう

  →大人は大人だからちゃんとできるのです。

    大人もなんでも最初からできる人はいません。

    もどかしくても、少しだけ手を出すのを我慢すると、

    子どもの成長につながり、自主性が伸びます。    


子どもに嫌われたくなくて、つい甘やかしてしまう

  →その心理は、子どもがかわいいのではなくて、親自身がかわいいのです。

   子どもに厳しく接しても、子どものための理性的な行動なら、

    子どもは親を嫌ったりしないはずです


逆に、感情に任せて、必要以上に怒鳴ってしまう

  →カッと怒りがこみあげるのは、誰にでもあります。

    言葉を発する前に、

    今から発する言葉は、子どものしつけのために必要なのか、

    それとも、自分のイライラ発散のためなのか

    考えるクセをつけましょう。

    しつけのためなら、少しぐらい大きな声で叱っても大丈夫ですよ

     

などなど、


子育ては、親の自己コントロールが必要な仕事です。


でも、それによって子どもも親も成長していきます。


忙しかったり、イライラするとつい忘れがちですが、


親が自分を鍛える最良のチャンスは、今ですよ!


子育て、万歳!!です。



これまでさまざまな子育て支援の活動をしてきた、榎本博明博士は、

わが子に対する愛情はものすごく強いのに、子育てに疲れている

そんなママがたくさんいることを指摘しています



「子育てに疲れる」なんていうと、子どもに対する愛情が薄いのではないか

と悩むママがいます

でも、そんなことはないのです




正直、子育ては疲れます

疲れ果てます




小さいころは、一日中、一瞬たりとも目を離せなかったり

大きくなっても、習い事に通わせたり、宿題をやらせたり

ゲームやテレビを切り上げさせようとしても言うことをきかないとか

元気がないと、友だち関係がうまく行ってなのかしらと心配になったり

ワーキング・ママだって、やっと仕事から帰ってきたのに

疲れを癒すどころではありません


子育てママにはストレス解消する暇なんてありません




子どもは自己中心的で、いろいろな要求をしてきます

子どもは言うことをきかないものです

何事も、親の予定通りにはいきません




他の家庭を見て、うまくいっている気がするかも知れません

他のママは、すごく上手に子育てしてるように見えるかも知れません




でも、たぶんそれは、気のせいのことが多いです


たとえば

スーパーでトマトを買おうと選んでいるとき

手にとっているトマトの隣のトマトが良く見えて

取り換えてみると、それは熟しすぎで、他のが良く見える

そんなものです

だいたいのママが子育てに疲れています

みんな、同じです




「心身共にグッタリ疲れるのが子育てだ」

と、腹をくくりましょう




一生懸命子育てしたことが、

子どもも、ママ自身も大きく成長させるのです


なんで、こんなに疲れるの

なんで、こんなにイライラするの

なんで、言うこときいてくれないの


つい、そう言ってしまうけれど


「子育ては疲れるのが当たり前」

まず、そう腹をくくることで

ママ自身が次にどうしたらいいかが見えてきます


せっかくママになったのだから

輝くママをめざしましょう



★ 今日の応援メッセージ ★

「正直言って子育ては、疲れます。

でも、振り返って考えてみれば、あの時は充実のときだったなあと思います。」



            榎本博明著『「人と上手につき合える子ども」に育てる36の処方箋』より

























子育てママは、悩みが尽きません。

榎本博明博士の子育て講演でも、さまざまな悩みを持ったママたちが集まります。

子どもの成長が他の子より遅いのではと心配になる


子どもをどのように躾けたらいいのかわからない


子どもが言うことをきかなくてイライラする

わからないことを教えてくれる人がいなくて孤独を感じる


パパが子育ても家事もちっとも手伝ってくれなくて不満

子育てのために、自分の自由を奪われている気がする


でも、そんなふうに、子育てより自分を優先させてしまう自分を悪い親だと思ってしまう

子育てに専念したほうがいい時期に働いているのは親のエゴなんだろうかと落ち込む


子育てが私のキャリアアップを妨げていると思ってしまう

公園で遊ばせたいけれど、ママ同士の関わりがおっくうで気が重い


そもそも私って、子どもを育てる資格がないのかもしれない

そんなふうに悩んでるママたちがたくさんいます

大阪市の依頼で、心理学博士榎本博明が行った『家庭(親)の教育力向上についての研究(Ⅱ)』では

子育てママたちの悩みが浮き彫りになっています。

その中で、

『子育てをしていて無性にイライラすることがある』という質問に


「あてはまる」「ややあてはまる」と答えた人は、41%

「どちらでもない」と答えた人は23%

「あてはまらない」「あまりあてはまらない」と答えたママは36%


実に、半数近くの子育てママが、“無性にイライラしている”のです。


でも、子どもが大きくなって振り返ったとき、

楽しかったことも、腹がたったことも、悲しかったことも

小さかったわが子や、悩んでいた自分自身

みーんな、懐かしい、大切な思い出に変わっていることに気がつくのです

頑張ってるママたちが少しでも心が晴れやかになるように

これから応援歌を綴っていこうと思います

子どもも初めての人生を生きていくのに必死だし、不安いっぱいなんです

「大丈夫!」とママが後ろで見守ってくれてることが

子どもたちにとって一番大切な栄養素なんです

悩みをひとつひとつクリアして、輝くママになりましょう


子どもに「生きる力」をつけさせたい。

この先どうなっていくのかわからない世の中を、豊かな仲間をつくって、たくましく生きていってほしい。

みなさん、そう願っているでしょう。


でも、今の育て方は間違っていないだろうか・・・

そんな不安をもつお母さんも少なくありません。


そもそも、「生きる力」とはいったい何なのでしょうか?



それは、ずばり、「人間関係力」(=コミュニケーション能力)のことなのです。


人間は人と人との関係の中で自分がつくられていきます。

最初は母親

次に家族、友だち、先生、知人、先輩、後輩、上司、部下、仕事相手、妻、夫、こども・・・・・・


人間関係力は人間の営みのすべての基本です。


人間関係力が順調に成長している子は、

  

    友だちに好かれます

    親子関係がうまくいきます

    環境の変化にうまく適応します

    新たなことに挑戦する力をもっています


    つまり、プラス思向を身につけ、何をやってもうまくいく気流に乗ることができるのです。


近頃心配されている、ニート、引きこもり、いじめ、キレる若者、ウツといった問題は、

人間関係力の低下によるものです。


人間は生きていれば必ず困難な状況に遭遇します。

これからの子どもたちには、どんなときも、たくましく立ち向かい、人生を明るく切り開いていける人間になってほしいですよね。


そのためにも、子どもの人間関係力を伸ばす心構えを、一緒に学習しましょう。


まずはお気軽にお問い合わせください。

MP人間科学研究所

mphuman@ae.auone-net.jp

MP人間科学研究所ホームページへ


◆講師紹介◆


榎本 博明

心理学博士


1955年、東京都生まれ

東京大学教育心理学科卒業

㈱東芝勤務後、東京都立大学大学院心理学専攻に学び、博士号(心理学)取得。

川村短期大学、大阪大学大学院助教授、名城大学大学院教授等を経て、

MP人間科学研究所代表。


【著書】

『「人と上手につき合える子ども」に育てる36の処方箋』 COMO子育てBOOKS (主婦の友社)

『子どもに生きる力を!―お母さんへのアドバイス』創元社

『「上から目線」の構造』日本経済新聞出版社・・・現代若者の心理メカニズムを鋭く洞察したベストセラー

『<ほんとうの自分>のつくり方』講談社現代新書

         ・・・高校(公立・私立)・大学(国立・私立)の入試問題に毎年のように出題されています

『心理学者に学ぶ 気持ちを伝え合う技術』創元社

『性格の見分け方』創元社

ほか多数


【『PHP』(PHP研究所),『児童心理』(金子書房)でおなじみの先生です】

書店、スーパー、コンビニなどに置いてあり、たくさんの方に読まれている『PHP』、

教師、親に読まれている『児童心理』等に多くの記事を書いています。


※最新記事

「それでもあきらめない心」はどこから生まれるのか

                       ― 『児童心理』(2012.2)

「性格と人づきあい ― 心地よい関係が築ける人にはワケがある!

                       ―『PHP増刊号 くらしラクーる♪』(2012.4)


【大阪市の教育調査を受託】

大阪市の依頼により、公立60園・私立幼稚園141園を対象に調査を行い、

家庭の教育力および幼児教育の現状を分析しました。

調査結果から大変深い提言をしたということで、新聞にも取り上げられました。


【家庭教育カウンセラー】

家庭教育カウンセラーを長年務め、お母さんたちの悩みに向き合ってきました。







 【教育機関(幼稚園、保育園~大学まで)・PTA・子育て団体にて実施】


 『高校生・大学生の自分づくりとその支援-自己物語の視点から』
  『大人も子どもも身についていますか?人とかかわる力』
  『人間関係とカウンセリング・マインド』  『今、教員に求められるもの』
  『子どもに生きる力を-「人間関係力」が育つ子に-』
  『生きる力を育てる教育について考える』
  『親の本音と子育て支援』
  『思春期の子どもの育ちに必要なこと-自己を物語ることで自分をつくっていく』
  『児童生徒の前向きな心を育てるために』
  『現代家族における親の役割-あるべき家族像を考える』
  『ひきこもり相談の基本と方法-カウンセリングの基礎と応用』
  『中学生の親として考えたいこと』
  『子どもの姿が見えますか?-心の理解に向けて』
  『人間関係とカウンセリング・マインド』  『生きる力を人間関係から』
  『人間講談社パル名古屋本部夏期セミナー講演:幼児教育の場におけるカウンセリング』
  『教育講演:今、生きる力を問う-発達心理学者の立場から』
  『心がふれあう人とのつながり』
  『母親に対するカウンセリング・マインド(幼教向け)』  『思春期の親子のコミュニケーション』
  『現代の青少年の心を理解する』
  『現代の青少年の心理と行動』  『思春期の心のSOS』
  『最近の子育て事情-生きる力を高めるために』
  『子どもの発達と教育』  『親と子の心理学-心の子育てを考える』
  『幼児期の心の発達としつけ』
  『不登校の問題が生じる背景』
  『当世若者学-若者の人づきあい』
  『生きる力と人間関係』
  『生きる力を育む幼稚園教育』
  『人間がわかる』
  『高校生・大学生の自分づくりとその支援』
  
  ほか