ふふふっ。めでたく初投稿。ブログって何だ?という気持ちを込めて、何ヶ月か前から名言コレクターになってしまった事をここでぶっちゃけて、この場を荒らしに荒らしたいと思います。
本当に味のある名言は、日常生活の中で無意識のうちに口をついて出たような言葉。考えられたものではなく、荒削りなまま、ためいきと一緒に押し出されたような、本心のかたまり。名言とは哲学者や文学者の机の上に飾られているモノではなく、僕らの足元に転がっているモノ。そして、その「名言」の意味よりも大切なことは、それを言った人の、その時の気持ちなのである。
パクリ企画『誰も知らない名言集』を堂々と、煌々と、悶々と、勝手に始めようと思います。
格闘技を始めようと思う男の心境はいかなる状況であっても「強くなりたい」これしかないのである。これ以外ないのである。もちろんこれは僕の独断と偏見でしかないのである。この気持ちを持ち続けている者がどの格闘技においてもチャンピオンになるという極めて単純な構造となっている。しかしこの気持ちを持ち続けるという事はかなりの精神力を有し、とってもとっても難しいのだ。
よく質問される事であるが、「なぜ格闘技を始めたのか?」僕にとっては愚問である。そんなのは決まっているからだ。強くなりたかったから、これしかない。しかしこのご時世、この様な返答をしたならば流されること必至、誰もこんな答えは期待していないのだ。そこで何と答えればウケるのかと考えてしまうのが悲しいが人の性。この質問は“フリ”の要素を十分に含んでいる。
僕の大学の後輩のヨン様(の異名を持つ者)、彼の返答は他の人のそれとは一線を画している。皆がウケを狙って悩みに悩み、結果としてさむい返答をしていく中、ヨンは呼吸をするかの如く答える。
「はじめのうちは強くなりたかったが、今となってはどうでもいい。」
ありのままの気持ちだけを言っているのが痛い程よく分かる。そして、聞いてもいない現在の心境までも的確に伝えてしまっているところにこの名言のコクが存在している。もはやこれ以上の説明は不用であろう。
